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2011年2月 5日 (土)

怯える妻は哀しいーー「長い」つぶやき

 昨夜、ベニシアさんの番組「猫のしっぽ カエルの手」を見てから眠ったら、とってもいい夢を見た。
 番組と同じように、私もアイルランドかイギリスの田舎のどこか、庭の美しい場所にいて、幸せな気持ちに包まれていた。
(猫のしっぽ カエルの手:NHK-BS イギリス人のベニシア・スタンリー・スミスさんの京都・大原での暮らしを紹介する番組。京都の職人さんなども度々登場、日本の手仕事も丁寧に紹介されて興味深い)
 ストーリーはまるで覚えていない。
 ベニシアさんを見ていると、和む。あの暮らしぶりも見事だ。
 カメラがいつも回っているのに、なんであんなに自然なのかなあと思いつつ。
 昨日見た番組では、亡くなったベニシアさんのお母さんが、生前「あなた、シャイにしてちゃダメよ、人生がもったいないわよ。人にどう思われるとか、くよくよ悩むのは無駄よ」と娘に語っていた、ということが紹介されていた。
 貴族ではじめは生活のために働くこともなかったから、たくさん恋愛して、そんなことも言えるのかも知れないがーーでも、好き勝手していいということではなく、人の顔色ばかり伺って生きるのはつまらない、好かれたいがために無理をしなくてもいい、人生なんて短いんだから……そういうニュアンスだったと思う。
 ちょっと励まされた。

 職場では、この小心者の私が結構キツイもの言いの人になる瞬間がある。
 その後、小心者なので、逆に自分がくよくよしたりするのだが、もうそういうのはやめようと思った。

 
 私のTVドラマ生活

○アグリーベティとERがもうじき終わってしまうらしく、寂しい。

○「ミストレス」は次のシーズンがもうじき始まり、楽しみ。
 またHDDの残量との闘いだ(そろそろ新しい機器がほしい)。

○民放では、日曜夜の「冬のサクラ」を見ている。初回は見逃したのだが、試しに2回目から見たらつい引き込まれた。
 妻に精神的虐待をしているエリート医師の夫と、それに怯える妻の話だ。
 怯える妻は、今井美樹。
 やっぱりこの人は結構上手いんじゃないかと思う。心が冷え冷えとしてくるような、いやーな展開なのだけれど、なぜかこの手のドラマは固唾を飲んで見てしまう。そんな恐ろしい夫、いないでしょうと思う人のほうが多いかもしれないが、いるのだ、ああいう人たち。私も遭遇したことがあるから、よく描けているなと思った。
 暴力をふるう側ではなく、ふるわれている自分の方が悪いと思い込んでしまうという心理。
 夫ではなかったけど、「恐ろしい人」は職場にいた。それも日本人なら誰でも知っている超大手の関連会社だ。
 私は3か月足らずで逃げるようにしてやめたけど、正解だった。
 ああいう人たちからは逃げるしかないと思う。
 ドラマを見ながら、逃げて!と心の中で叫んでしまう。ドラマなのに。
 そして、一服の清涼剤のように登場する、山形のガラス工房で働く草なぎクン。
 草なぎクンもいい。穏やかでやさしい役が似合う。
 怖いドラマなのだが、トーンとしては本当に冬に咲く桜のように、弱々しくも美しい。
 こういう話を美しく仕上げてしまってよいのか、とも思うが(おまけに怯える妻は身体的にも不治の病)。
 怯えから立ち上がり、生き延びてほしいのだ。そういう展開にしてほしいのだ……。前述のベニシアさんのお母さんの言葉をおくりたい。
 でもドラマ的面白さ、美しさを取ると……冬に咲くはかなげな桜になってしまうのかな。
 

○「江」は早くも飽きつつある。

○昨年、話題になったNHKドラマ「セカンドバージン」はいろいろな意味で傑作だった。
 傑作すぎて、書かずじまいだった。ある意味、「冬のサクラ」の対極かも。
 どちらも脚本家は女性なのだが。
「結婚できない男」みたいにそのつど丁寧に報告レポートを書きたかったのだが、とにかく時間が足りない!
 そのうち突然書くかも。

 ドラマは外の疲れーー職場とか通勤時の人混み混み具合とかーーを癒してくれる栄養剤のようだ。毎晩、何かしら録画済みのを1話は見るから、平日は6時間眠れることがまずない(!)けれど、やめられない。

 と、リンクも貼らず、写真もなし、正確な表記や情報も気にせず、書いてみた(これらを完璧に織り込もうとすると、ちょっとした編集作業というか、凄く時間がかかるのだ)。
 それでもそれでも、つぶやくように書こうと思いながら、これだけの長さにはなってしまう。
 時々、こんなふうに長いつぶやきをしてみようか。

 それにしても、やはりMacのスタイリッシュなキーボードは未だに慣れない。
 キーボードだけ、買い直そうかしらん。うーむ。

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コメント

ごぶさたしています。お元気ですか?
「セカンドバージン」は見てなかったんですけど、周囲の40代女子にあまりに評判になっていたのでサイトであらすじだけ見ました。「冬のサクラ」もなんか話題になってるな〜。見ればよかったです。

 なんか、最近になって複数の同年代の女子友だちが、パートナーとの間でトラブルをかかえて悩んでいて、いろいろ考えさせられてしまいます。そういうときにこのへんのドラマの話が結構でてきていて、こういうドラマって、自分のことを考える良いきっかけになってるんだなあと感じました。

一度お会いしたっきりで(!)なかなか機会に恵まれませんが、いろいろ本や映画のことなど教えていただきたいなーと思ってます。今年こそ機会を作ってごはんでも!

投稿: mamiko | 2011年2月10日 (木) 15:22

mamikoさん
お久しぶりです!
コメントありがとうございます。

「冬のサクラ」、今度の日曜日からでも
ご覧になってみてください。
もう、心臓がバクバクしちゃいます。
恐怖の夫役を人のよさそうな高嶋政伸が
やっているので、よけい怖い!
でも、興味本位で描くのではなく、やっと
こういう精神的DVをテーマにしたドラマが
生まれたなあという感じです。
ドラマに関してだけいえば、バブル期よりいいです(笑)。


今度、mamikoさんのお仕事のお話なども聞かせてください。
私もねえ、職場のトンデモナイ上司(オヤジ)の存在に悩む日々です…。

投稿: kate | 2011年2月10日 (木) 23:01

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