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2009年11月 1日 (日)

奈良は広かった……

 11月に入ってしまい、すでに先々月のこととなってしまいましたが……。
 9月のシルバーウィーク――と最近は言うらしい――には、連れ合いの住む三重県へ行きました。

 着いた当日、少し車を走らせて連れて行ってもらったのが、伊賀牛を美味しく食べられる名張の三太夫 というお店。ここがとても印象的だった。
 古い豪農(?あるいは大きな商家?)を改築したお店で、入り口には本物の火が焚かれている松明の灯かりがゆらゆらと。
 薪能でも始まりそうな雰囲気であった。
 まるで時代劇のなかに紛れ込んだようで、こういう空間は東京では味わえない。
 Img_1816                           
 上質な伊賀牛と新鮮な川魚のアマゴ。
 あと、秋の野菜もいろいろ。
 炭火焼というのは油を使わず、その素材そのものだけでじっくり焼くからヘルシー。
 ふだんは牛肉はほとんど食べないので、こういう機会にはじっくり味わう。

 帰りがけに、このお店の使用済みの炭を紙箱に入れたものをもらった。
 消臭材になるらしい。リユースの素晴らしいアイデア(早速、冷蔵庫で活躍している)。

 
 さて、その次の日は、名張から電車で1時間半くらいかけて奈良へ。
 といっても、あまり計画も立てず、午後からふらりと出かけたという感じ。
 着いてみてから、奈良の広さに圧倒される。
 着いてすぐ、お腹が減っていたので、釜飯のお店に並んでいる間に、時間がどんどんと過ぎ……釜飯は美味しかったのだけれど、それから春日大社に行って、すでに夕方近く(笑)。
 Img_1830_2

 春日大社のご神木。
 イチョウだったか? なんの木が忘れたけれど、木の根元は空洞で、一見死にかけているように見えるのに、上の方の枝には緑が……。さらに、剥き出しになった根っこが山のように盛り上がり、木は3本くらいに別れて生きている。
 本当に神々しい木だった


 
 ドラマの「鹿男あおによし」によく出てきたのは若草山かなあと、てくてく登りながら行ってみるも、おお、なんとすでに閉園。
 夕方から夜は、カラスのねぐらになるらしく、ヒチコックの「鳥」の世界であった。
 また、てくてくと山を下ると、夕陽が赤く奈良の街に沈んでいくところで、「万葉」という言葉が浮かんでくる景色だった。
 寺も5時でどんどん閉まっていくので、結局そのまま街をぶらぶら歩き、ぜいたく豆本舗という、とてもよいセレクションのお土産さんを見つけ(こういうのを探す嗅覚はやたら働く私)、奈良半日の旅はお終い(笑)。
 でも、駅の近くの商店街でたまたま見つけたイタリアンのお店がヒット。Img_1845
 お店もお洒落だし、美味しかった。

食後のカプチーノ! 食後は本当はエスプレッソを飲むべきなのだとか。でも、カプチーノ好きなもので、つい頼んでしまう。→

 それにしても、この旅に出る前に、あまりに忙しくてなーんにも計画を練ることができなかったのが悔やまれる。仏様も全然拝めず……。
 何も考えずに来て、着いてみてから奈良って素晴らしい土地だなあとしみじみ思った(そんな当たり前のことを何を今さら、という感じだが)。
 なんというか、空気感がとてもよい。伊勢神宮は研ぎ澄まされた、ぴりぴりするくらいの清澄さを感じたが、奈良はもう少しゆるやかで穏やかな、のほほんとした感じ。
「うー、あれも見られなかった、これも見られなかった。計画性がなさすぎた……」とくよくよしている私に、連れ合いは、
「釜飯も食べられたし、春日大社も見られたし、充実の1日だよ~」と。
 そう、私は貧乏性というか、 後悔癖があるというのか……これは人生全般についてもいえるかも。
 よかったところをクローズアップして見るという視点は、私も持ちたいところだ。

(その後、最近、奈良のガイドブックをいろいろ目にする機会があり、歴史的な見所以外にもよさそうなカフェなどもたくさんあることを知り、奈良ホテルのラウンジでお茶するのも素敵だったんだなあ……とか、また地団駄を踏みそうになっている私:笑)。

 

Img_1820  来年、奈良は遷都1,300年祭。
 また行きたい(京都にもじっくり行きたいし、行きたいところがたくさん)。
 今度はある程度ちゃんと「計画」して行こうと話し合った。
 広いし、あちこち行くのは距離があるので、テーマを決めて今回はこことここ、と絞り込んで回るのがよさそう。
 
 鹿クンに、またすぐ来るからねと約束をしたい……のに、これがなかなかこっちを向いてくれないんだな!



<追記>
 乗り継ぎの名古屋駅では、新幹線のホームにある立ち食いスタンドで、かき揚げ入りのきしめんを行き帰りに食べられたのも嬉しかった。前回も食べたけれど、本当に旨い!
 私は関東の生まれ育ちだけれど、食べものはいつからか関西風が好きになっている。醤油で黒っぽい汁のうどんなんて、食べたくない!

 

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コメント

こんにちは。
山なら東大寺を見下ろしていた気がするので、若草山かもしれませんね。平地ならば、春日大社参道のすぐ隣にある飛火野という場所かもしれません。ここでは玉木宏と鹿さんが一対一で映ってました。

投稿: | 2009年11月 2日 (月) 11:26

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