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2009年10月に作成された記事

2009年10月10日 (土)

ハッピー・バースデー・トゥ・ミー

 もう10月になってしまいました。
 9月は1回も更新できず……その間に、政権も交代、私もまたひとつ年を取りました。
 この前、オバマ大統領と鳩山首相が並んでいる映像を見たときは、いきなり世の中が変わったなあ、本当にチェンジだと、不思議な感じが(まあ、何もかも、すぐにはよくならないでしょうが)。

 さて、忙しいといっても土日まで出勤していたわけではないのだが、休みが来ると、鼻炎が悪化したり、腕が痛くなったり。
 腱鞘炎、もしくはリウマチ?かと思った。今は疲れたとき、やや痛い……老化現象?(笑←力なく)
 9月の連休には、連れ合いのところにも行って早めのお誕生日祝いをしてもらったりと、それなりに息抜きはしていたのだけれど、平日にあまりにも余裕がないと、どうもね……。
 というわけで、前後するかも知れませんが、おいおい追記していきます。

 今週は雨降り続きのなか、台風直前の水曜の夜、ピナ・バウシュに関するトークショーへ出かけたり、鼻炎がひどくなったり、で、木曜は台風で、そしてさらに鼻炎で、怒涛のスケジュールもそろそろ落ち着いてきたかと思えば、もう入稿時期で、ちょいとくたびれた。
 台風といえば、通勤には皆さんそれぞれ苦労されたようで。
 私も出かける直前までラジオを聞いていて「中央・総武線は5割減で運行」を信じて、とにかく駅に出れば何とかなるだろうと出勤。
 バスは軽快にいつもより早くやって来て、意気揚揚と乗り込む。
 ところが、三鷹駅に着くと、人が溢れていた。
 「全線運休、再開の目処は立ちません」というアナウンス。
 うぅ、京王バスさん、駅に着いても電車走ってませんよ、って教えてくれないのね。
 なんて、自然が相手だからやはり刻々変化していくものなんだよね。
 三鷹駅には、駅員の姿もなく、アナウンスが繰り返されるばかり。
 まあ、駅員さんが出てきたところで、1人ひとりに対応もできないだろうし、台風の風が止むわけでもないし……。
 文句を言う人もなく――言っても仕方ないし――静かに、しかし呆然とたたずむ人々。
 井の頭線は走っているとのことなので、私は意を決して、吉祥寺まで歩くことにした。
 線路沿いに行けば辿り着けるだろうと思って歩き始めると、ぞろぞろ人が歩いているので、その後を付いていった。
 お弁当、薄いナイロンのコート、長い傘と用意万端だったのに、空はどんどんどんどん晴れてきて、生暖かい風がびゅーびゅーと。しっかり詰めたお弁当でバッグが重く(お昼、外に出られないと思ったのだ)、傘が邪魔で、服装も暑かった……。
 用意万端がぜんぶ裏目に出た感じ。
 うちから井の頭線の三鷹台駅まで歩いていけるので、とても理不尽な気分だったが、仕方ない(総武線の始発に乗りたいので、出勤日はバスで三鷹まで出ている)。
 井の頭線は遅れながらも、ちゃんと運行していた。やはり、高架の電車は弱いのか。
 渋谷まで出て、それからは地下鉄でスムースに到着。
 2時間半程かかったが、もっとかかった人もいたであろうから、ましなほうかも。
 亡くなった人もいるわけで、これくらいで済むのはありがたいことだ。
 次の日、時間どおりに電車が来ただけで嬉しかった。

 それにしても、台風当日の朝、騒いでいたわりには全然平気じゃないの、と思っていた私。ニュースを聞いて窓の外を見たら、大雨と大風で驚いた。
 それほど、この団地は堅牢な造りなのだ。窓ガラスもガタピシしないし、まったくもって静か。ここまで外界をシャットアウトできてしまえるのも、よいのか悪いのか。
 部屋にずっといられるときに外が荒れ狂っていると、守られているかのようで嬉しいのだけれど。

 今日は台風一過の空気の中に、金木犀の甘い香りが混じっているのに気づいた。秋だなあ。

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 9月最後の日、誕生日に自分で買って食べたエルメのマカロン。
 手前のは、ヴァイオレットとカシス。ヴァイオレットって菫だけれど、菫に香りってあったけ?と思いつつ、口にすると、確かに菫……でも、それがどんな味だったか、上手く思い出せないという、不思議なマカロン。
 思い出せないのに、菫とカシスとのマリアージュは最高、という印象は残っている。
 やっぱりエルメは魔法使いだ。
 ブラウンのは、キャラメルとブルターニュの塩味、ピンクのはローズ味。
 ひとりだからケーキを食べるほどでもないので、これくらいのスイーツが程よい感じ。
 お誕生日、おめでとう、自分。
 
 ピナ・バウシュの振り付けのなかに、独りぼっちのダンサーがハッピー・バースデー・トゥ・ミーと歌っては、目の前のライターの火を吹き消して、また火を点けてハッピー・バースデー・トゥ・ミーと歌って火を吹き消し……と、それを自分の年の分まで繰り返すというものがあるそうだ。
 トークショーで貫成人さんという評論家の方から聞いた。映像も少し見ることができた。
 哀しいような可笑しいような、このセンス、さすがピナだなと思った。

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