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2009年4月 5日 (日)

柳宗理のステンレス・ケトル――一生ものの台所道具

 長年使っていたやかんの持ち手がぐらぐらしてきたのと、白い湯垢がこびり付いて汚かったので、新調した。
 選んだのは、柳宗理のステンレス・ケトル。
 コツコツ、コツコツ溜め続けたクレジットカードのポイントを商品券と交換、それと現金をいくらかプラスして「私の部屋」で購入(そしたら、楽天ではもっと安かった……しゅん)。
 今まで人にはすすめていたくせに、自分では使っていなかった(やかんって、なかなか壊れないので)。
 それでですね、これが使ってみると、ほーんとにいい使い勝手なのです!
 さすが柳宗理。
 見た目がシンプルで邪魔にならないし、まあ失敗はないだろうぐらいの選択だったのですが、見るだけと、実際に使ってみるのでは大違い。
 使って初めて知るよさというのがあるなと思った。
 ステンレスの厚みがちょうどよいのか、お湯がしゅんしゅん沸き立っても、ステンレス特有のチリチリ感がなく、注ぎ口のカーブが絶妙で狭い口のもの(例えば、湯たんぽなど)へ注ぐときも注ぎやすいし、底が広く平たいのでお湯も早く沸く(グッドデザイン大賞受賞)。

 電気湯沸かしポットを持っていないうえ、最近は冷たいお水は飲まず、必ず白湯にしているので(沸かしては、保温ポットへ)、私がお湯を沸かす頻度は相当なもの。
 それこそ休みの日などは、1日中お湯を沸かしているかも(笑)。 
 使用頻度の高いものは、やはりいいものを使うと、ぐーんと効率が上がるし、家事も楽しくなる。
 使う人のことを考え抜かれた道具だなあと、感動すら覚える。
 柳宗理の実父は、民芸運動の柳宗悦だそうで、納得です。

 ボールとかざるとかも、これから少しずつ揃えていきたい。きっと一生ものの台所道具となるに違いない。

Img_1745_2  















 ツヤ消しのステンレスもいい感じ。
 このフォルム、美しい。
 なんかちょっと絵画的な美しさがあるような……大げさですか?
 やかんは台所にずっと置きっぱなしなので、「いい感じの存在感」が大切だと思う。

追記★このエントリーで、ちょうど200個目の記事になりました。2006年の桜の季節にスタートしたので、3周年記念です。別に、何のイベントもありませんが……。


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コメント

Kateさん!
こんにちは。記事を見て(またまた)ビックリ。
私もねえ、ついこの間、このやかんを某所で撫で回して
「買おうかどうしようかなー」と悩んでいたところだったからです。
やっぱり、使い勝手も良いんですね。また気持ちがグラリンと・・・。

ブログの3周年もおめでとうございます。
これから先も楽しみにしていますっ!

投稿: calvina | 2009年4月 6日 (月) 13:54

Kateさん
3周年おめでとうございます
これからも(勝手な同世代仲間意識ですが…)楽しみにしています♪

柳宗理!いいですよね。
な~んて、全然詳しくないのですが(お料理はニガテです)。

たまたまデザインが気に入り、ボール大中小とザルのセットを購入したのですが、
初めて使った時、本当に驚きました。

ボールはカーブとか、軽さとか、音さえも、絶妙です。
(特に大きいのがイイです)
ザルは当時(7年前)、パンチングのものは珍しかったのですが
洗いやすさ(=清潔さ)がこれまた絶妙~と感動しました。
足がないので、そこは好きずきかも。

自炊される方は毎日のことなのでなおさら価値ありますよね。
シンプルで壊れようがないデザインなので、生涯使えるなぁ、って思ってます。

100円ショップでいくらでも手に入るし、
そういうのは汚くなったらポイしちゃえばいいのかもしれないけど
そんないっときの便利さ手軽さも、
使いやすくて買い替える煩わしさと一生無縁だと思ったら恐ろしく色褪せます…

投稿: にゃらっと | 2009年4月 6日 (月) 19:10

calvinaさん
楽しいやかん生活を送っていますよ。
底がコイル状になっているイギリス製のアンティーク風のデザインのやかんも気になっていたのですが、お値段が可愛くなかったので、柳宗理にしました。
でも、最近見ないから、もう日本では手に入らないのかしら?
たかがやかん、されどやかん、ですね。

投稿: Kate | 2009年4月 6日 (月) 23:07

にゃらっとさん
ボールやざるをお持ちなんですね。
音さえも絶妙とは、興味しんしんです!
ざるは、有元葉子さんのラ バーゼのものと比較している人もいました。
こちらは足付きで、特殊な綾織で作られているそうです。どちらも捨てがたいです。
ひと季節にボールかざる1個という感じで、少しずつ揃えていければなと。

最近は、食べものでなくても、あまりに安い調理器具など、安全性の面で不安がありますよね。


投稿: Kate | 2009年4月 6日 (月) 23:16

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