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2008年12月14日 (日)

夢のような一角

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 新宿伊勢丹のクリスマス・ディスプレイが変わりました。
 スイーツをモチーフにしたものはなくなって、代わりに白のイメージでファッションと小物が中心のものに。
 そして、新たにお目見えしたのが、正面玄関近くのふたつのウィンドウ。
 こちらは、クリスマスのイメージ。
 それも、仕掛けディスプレイで、動くのです。
 ゆっくりした動きなので、足早に通り過ぎては気づくことができません。

 これは、デコレーションケーキ。








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 ケーキが動いて半分に割れると、中から現れるのは、パリの青い夜景。凱旋門が見えます。


















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 もうひとつのウィンドウは、カップ。
 カップの中には、星空を従えたエッフェル塔。

















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 カップの星空の蓋が閉まると、おいしそうなショコラ。
 そして、Merry Christmas。
 やがて、端にいた猫もすーっとやって来てカップの中を覗き込みます。

 どちらも、ノスタルジックな雰囲気の音楽――オルゴールやアコーディオンといった感じの――が流れています。

 

 




 前回のスイーツのテーマでも十分楽しかったのですが、ここまで来るとは……。
 初めて見た時は、立ち止まってしばらく見とれていました。

 これはもう、アウグスト・エッシェンブルクの世界――というと、大袈裟かも知れませんが、ちょっと感動してしまいました。
 スティーヴン・ミルハウザーという幻想的な作風の作家の中篇に「アウグスト・エッシェンブルク」という物語があるのですが、それを思い出しました。
 エッシェンブルクという男は、伝説のからくり人形作家。
 やはり、デパートのショウウインドウに精巧なからくり人形を飾り、人気を博します。
 そこから、どんどんと高い技術と芸術性を求めていくうちに、商業性と芸術性の狭間で苦悩するようになり、思いがけない展開になってゆく不思議な物語です。

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 全景はこんな感じ。
 ひとつのお皿に見立てて、左右にフォークとナイフがあるんですね。
 なんとファンタスティックな演出。

 

 新宿で待ち合わせの時は、ぜひ伊勢丹正面玄関近くのこのウィンドウの前でどうぞ。

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