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2008年8月14日 (木)

私の「ぐるりのこと」

――夏休み日記――
 8月11日(月)

 ゆっくり起きて、ご飯を食べてから、午後、阿佐ヶ谷のK総合病院へ。
 道を間違えて、反対側へ行ってしまい、汗だくになる。
 左腕の謎の腫れを診てもらう。お医者さんも原因がわからず、「悪性のものではなさそうだけれど」と言われつつも、血液検査を受け、金曜日にMRIの検査を受けることになる。
 MRI検査かあ……6、7000円はかかる。今回の血液検査と初診料だけで、3500円も払っているのに。
 総合病院でかかった時間は、2時間半くらいだったか。
 うんざり……と思うが、『ルポ 貧困大国アメリカ』を思い出し、やはり日本の医療はりっぱと思う(過疎の地域はまた違うと思うが)。
 上記の検査、アメリカだったらいくらか、そもそも保険適用になるのか。
 最近の大きな病院は受付~診察までの流れが凄く合理化されているし、待合室なんか少し前は固い灰色のビニールの長椅子で何時間も待ったものだけれど、この頃は間接照明で、椅子も座り心地よくなったりしている。
 K総合病院で、今回担当してくれた先生は、とても感じがよかったし。
 こんな環境で、モンスターペイシェントだなんて、バチが当たる。

 病院デーにしてしまおうと、そのまま新宿へ行き、眼科でコンタクトレンズの再診。
 やはり病院は疲れる。たいしたこともせずに、晩ご飯を食べて寝る。

 8月12日(火)
 朝、ちゃんと起きて、PCの前に待機。
 午前10時と同時に、12月8日の「菊地成孔とペペ・トルトメント・アスカラール」のチケットを2枚取る。なんと1列目!(のやや端)が取れてしまう。
 本当は、真ん中のもうちょい後ろがよかったのだけれど、Bunkamuraのチケットセンターでは扱いがなかったのか、もっと素早い人がいたのか。
 最近、連れ合いと私の間で、菊地成孔さんは「アイドル」なのだ。
 Liveはふたりとも初めてなので、楽しみ。
 フェリーニばりの「人生は祭りだ!」を実践している日本人は、菊地さんのほかにそうおるまい。
 そうそう、17日の(日)のJ-WAVEの岡田准一クンの番組のゲストは菊地さんで、マイルス・デイビスについてのトークだそうです。
 我が麗しの岡田クンとイカした不良中年男菊地氏が同時に出るなんて、どうしましょう――夏休み最後の夜を彩るお祭り、ひとりでささやかに盛り上がろう。

 この日、午後はローションとリンスを手づくり、溜まっていたアイロンかけ、などなど家事を片付けていったのだが、鼻炎がサクレツ、鼻水が止まらず、非常に苦しかった。
 でもそのまま、Kちゃんとお食事。西荻のBarでビール、その後、石釜焼きの美味しいピザとワインで楽しい時間をすごすも、鼻をかみっぱなしであった。

  帰宅後、シャワーを浴びて、倒れるように眠る。
  お酒のせいではなく、鼻のかみ疲れという感じ。
  ええい、忌々しいっ。

 8月13日(水)
 昨日よりは少しマシな感じがするけれど、依然として鼻の調子が悪い。
 パンと紅茶、目玉焼き、ラタトゥイユの残りなどでご飯を食べつつ、「あなたには言える秘密のこと」を観る。静かなよい映画。
 ベッドパッドやシーツをガンガン洗うが、どんどん乾くのが嬉しい。
 どうしようかなあと鼻を気にしながら悩むが、家にいるのもつまらないので、「ぐるりのこと」を観るため、意を決して新宿へ行くことにする。
 早めに出て、受付を済ませ、その後、タワーレコードへ行き、前から聴きたかったクラフトワークの「ツール・ド・フランス」を買う。
 東急ハンズへ行って、包丁を研ぐための紙ヤスリという地味な買い物をして、明日のためのパンを買って、セガフレード・ザネッテイへ行ってひと休み。
 私の左隣では、女性が男友だちに、自分の彼氏に対する文句を呪いのように話し続けていた。
 右隣は、若いカップル……なのに、一言も話をしないので妙な感じがしていたら、女の子がしくしく泣き出した。
 私は、その真ん中に座って、コーヒーとレモンチーズケーキをおいしくいただきながら、現在、自分がこういう恋愛ストレスにさらされていない幸せを噛み締める。
 皆さん、修羅場ですなあ。でもまあ、若いうちはそういうのも人生の勉強。

  そして、新宿武蔵館へ。映画「ぐるり」のことは、この後の日記に。

 それにしても、深夜0時に帰宅しても、ブログを書ける体力がある夏休みっていいなあ、これが夏休みだよなと思いつつ、鼻炎もすっかり治まり、レモンのお酒を飲んでいる。
 そろそろ寝ます。皆さん、よい夢を(見ている頃でしょう)。

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コメント

Kateさん、こんばんは。お盆休みって、時間感覚というか体内時計がゆったりペースになるから、いいですよね。自分に合った時間が流れるようになる気がします。美しい日本の風習ですね。(たまたま今年の僕は、その美しさから疎外されていますが:笑)

クラフトワークといえば、中学生の頃、「ザ・マン・マシーン」をカセットで(!)買って以来、夢中になりました。「トランス・ヨーロッパ・エクスプレス」というロボット・ヴォイスのリフレインにハマって、夕食前に食卓で「トランス・・・トランス・・・」と呟いていたら、親に真剣な顔で、「あんた大丈夫!?」と言われたのも懐かしい思い出です(笑)「ツール・ド・フランス(まさか出るとは思わなかった)」も良いですね。

修羅場のお話、面白かったです(他人事だし:笑)。僕はそういう経験が無いですからね~。円満別離ばっかりですよ。少なくとも主観的には。もしかしたら単に鈍いだけなのかも知れませんが(笑)とまれ、仲良きことは美しきかな。継続こそ力なり。あり得ない出遭いに出会ったら、それはもうミラクル。美しい関係は大切にしていきたいですね。もう子供じゃないですしね。それでは、引き続き良い休暇を!

投稿: 灯 | 2008年8月15日 (金) 23:48

灯さん
こんばんは!
東京は熱地獄であります。
「ツール・ド・フランス」は全体的になんとなく涼しげな音で気持ちよいので、ずっと聴いています。

他人の修羅場というのはほんとに他人事で(笑)、あらあら、なんて思うだけですよね。
私も若くないので、つまらないことで泣いたりするのは真っ平ごめん、そんな暇はない……というわけで、よい関係を大事に育てていきたいものです。

残りの夏休みを慈しみながら。


投稿: Kate | 2008年8月16日 (土) 00:48

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