ラデュレ、その後の評判
先週は毎日、スコール状の大雨、雷の日々。
カーテンを閉めきった部屋が雷で銀色に光り、すぐ屋根の上でゴロゴロと魔物が暴れている……というようなホラーな深夜もあった。
そして、さっきも突然の雨と雷。
さすがに地球温暖化とやらが気にかかる。
昔――私が子どもだった頃――は暑さも雨も、もう少し穏やかだったと思う。
そのうち洗濯物の乾燥機も必要かも。
こんな気候が続くと、フルタイムで仕事しながら、洗濯のタイミングを計るのは難しく、またそれが何日も何日も乾かないというのは凄いストレスだ。
部屋干しをすると、雑菌が増えるというし。というわけで、今日は洗濯デーでした。
オリンピックも終わり、またNHKで「デスパレートな妻たち」の放映が再開されると、やはり私は嬉しい。どうも今ひとつ、オリンピックにはのめり込めないのだなあ。
そして、開会式はそれなりにきれいだなとは思ったけれど(ちとプロパガンダチックではあったが)、閉会式にまで人が宙を飛び回っているのを見ると、さすがに、チャン・イーモウさん、もうお腹いっぱいだよ~と言いたくなった。塔に張り付く「人間炎」は、凄い、を通り越して笑えた。チャン・イーモウの表現というより、国側からの要望だったんだろうなと思うが。
次の開催地、ロンドンのパフォーマンスが始まったときは、なんかちょっとほっとした。ダンサー一人ひとりが違う動きをしているのが新鮮に見えた。あと、なかなか来ないバスを待つとか、そんな風に自国をちょっとシニカルに表現するところとか。やはり群集で一糸乱れずというのは、見る方に圧迫感を与えるのかも。
ところで、銀座三越にオープンしたラデュレのことを前の日記で書いたけれど……。
実は、夏休み中、「赤い風船」を観に行った時、ちょっと偵察してみたのだ。
案の定、階段のところにずらりと並んでいて、1時間待ちとのアナウンスが。もちろん、そんな暇はないので、試してみるのはあっさり諦めた。
テイクアウトのショーケースのところは比較的空いていて、これも順番待ち?と思いつつも、ちょっと見るだけならと思い、コーナーにこっそり入って見ていたら、すかさずお店の人が飛んで来て、
「お客さま、テイクアウトをご利用ですか。そうしますと、順番待ちになりますので……」
というようなことを丁寧に言われたのだが、顔は笑っているけれど目は笑っていない店員さんのその雰囲気とか、まるで監視されているかのような感じとか、ぴりぴりとした空気とか、なんか馬鹿馬鹿しくなって、「あ、そうですか」とそのまま帰って来た。
というわけで、実際に体験しそこなったので、あれこれ言えないが、まあ、いろいろと大変らしい。
ラデュレの口コミ一覧 というサイトが面白いので、暇な人はどうぞ。
面白いというと、不謹慎かも知れないけれど、辛口のコメントが多い。
パリ本店の味とまったく違うという怒りにも似た声があった。
店長に尋ねたら、「ラデュレでやっているというより、その指導のもと、三越の2階の料理人が作っているもので、パリのものとははっきり言って違います、とのこと。なのでこれ以上工夫する気はないし、本場の味を食べたければパリへ行ってください」(パリ本店ではなく三越の味 上記の口コミ一覧より)というようなことを言われた方もいるそうで、ちょっと笑ってしまった。開き直っている?(笑)
「よかったです」という意見もあるけれど、オムレツが2400円(!)というのや、紅茶はポットの中にティーバッグが入ってる、というのを知ってしまうと、並んでまで行く気は……。
「素人」が一度だけ行ってみた感想で、レストランの評価をするのはどうか?という見方もあって、私もネットなどで、自分はいいと思っている店がけなされていると、ショックだったりするけれど……このラデュレの場合はどうなのでしょうか。
思うのは、やはり今の一般の客(特に女性客)を甘く見ないほうがいいということだ。
皆、結構確かな目と舌を持っているし、海外で、「自分のお金で」しっかり食べ歩きしている人も凄く増えている。本国で本物を味わった人はだませない。
20年前の日本だったら、パリの老舗のお菓子屋さんが来たというだけで、喜ばれたかもしれないが、今はもうそういう時代じゃない。
それにしても、エルメだって、ほとんど(全部?)のスイーツは日本で作られているわけだけれど、とてつもなく美味しい。
青山のサロンにも行ったことがあるけれど、接客、味、お店のインテリアと、すべてが私にとってはほぼパーフェクトだった。
また、新宿伊勢丹には、それこそフランスの有名どころのショップがいろいろ入っていて、夢のような味と空間を提供してくれている。
美味しくて当たり前と思っていたけれど、それは当たり前じゃなくて、やはりプロデュースする側の努力やセンスが反映されているのだなあと思う。ただ日本に持ってくればいいというものではないんですよね。
どうせなら、ラデュレも伊勢丹にプロデュースしてほしかったな。
でもエルメとかぶるしねえ。
などと、つい熱く語ってしまった。
たかがスイーツ、されどスイーツ……。
やはりラデュレくらいの老舗は、パリに行くしかないのでしょう。三越店も怖いもの見たさ(?)で行ってみたいような、みたくないような(笑)。
さて、明日から9月。私は、またひとつ年を取る月でもある。原因不明の腕の引きつれと腫れも無事直りつつあるし(いったい何だったのか、結局わからず。人の体って不思議)、新たな気持ちでやっていきたいものです。
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