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2008年7月に作成された記事

2008年7月27日 (日)

新宿に沖縄の風

 新宿伊勢丹で、今、大沖縄展をやっている(28日まで)。
 石垣島の辺銀食堂が出店するというので、金曜日、新宿に用事をなんとかつくって、お昼を食べてみた。

 辺銀食堂といえば、幻のラー油で有名な店。
 お土産にそのラー油をもらったことがあり、以来、すっかり魅了された私。
 今まで、ラー油なんて、気にかけてみたこともなかったし、餃子もラー油なしで食べる方。 そんな「ラー油無関心」を一変させるほどの魅惑的な味。薬味がたくさん入っていて、ラー油ではなく、薬膳中華風スパイシーソースという感じ。 

Img_main  さて、その食堂の餃子も期待どおり、激しくうまし……白、緑、黄色、黒と4色の皮、中身もぞれぞれ違う。黄色はウコンで、黒はイカ墨、中味は皮に合わせてハーブだったり、島らっきょうだったりするのがナイス。

←伊勢丹のHPより

 もちきびごはん、あおさのお吸いもの、中国茶という組み合わせも最高。
  ちょっと薬膳風?なのかな。そのせいかどうか、外は34℃の猛暑だったのだが、食べた後は、なんだか元気になった。
 しかし、残念ながら、その「石ラー」は開店30分で完売とのことで、買えなかった。

 今日は今日で、止むを得ない用事があってしぶしぶ新宿へ出かけたら、「新宿エイサー祭り」をというのをやっていて、ふだんはこの手のパレードは逃げるようにして立ち去るのだが、琉球の音楽に誘われてつい引き込まれるように見てしまった。
 弾けるような踊りは見ているだけでも楽しく、そんなお祭りに偶然、遭遇できてよかった。
 沖縄行きたいなあモードになる。

 

 話は沖縄とはまったく関係ないが、2008年上半期、ブログでもっとも語られたのは意外なドラマ ということらしく、そのドラマとは「ラストフレンズ」。
 私もいろいろ語ってしまったなあと思うのだが、今となってはあまりピンと来ない。
 というか、腑抜けなラストに多くの人が期待をそがれ、忘れられてしまうのは早いのでは?と思う。
 期間限定せずということであれば、ブログ上で未だに熱く注目されているのは、「結婚できない男」だと思う。
 私も大ファンで、当時見る度にブログに感想を書き、そのカテゴリー結婚できない男(TVドラマ) をひとつつくってしまったくらいだが、それが今でも、いろんなキーワードで検索して来る人がいっぱいいるのだから、驚きだ。
 2年前のドラマなのに、毎日毎日、違う人が検索してくる。
 この前は、「結婚できない男 ビアガーデン サンバ 爆笑」というキーワードがあった。
 私のブログには、そのキーワードが全部入っていたのね(笑)。
 その他、「結婚できない男 ショルティ」とか「結婚できない男 金田」とか。
 あとは、建築、インテリア、小道具として使われたプシュケのティーカップとか……中には、ドラマではなく、本当に「結婚できない男」の生態を調べている人もいるかも。
 阿部寛演じた建築家「桑野信介」という登場人物名でも、検索は多い。
 その名前で毎日検索されていると、まるで本当に実在している建築家のような気がしてくる。
 というわけで、ブログで最も愛されているドラマは「結婚できない男」ではないかと私は密かに思っている。

Img_0292  
←「結婚できない男」、桑野信介。
 このドラマ、また見たくなったなあ。
 


それにしても毎日暑い。暑い時は、こういう笑えるドラマが一番なのだけれど、この「結婚できる男」を超えるドラマはないなと思う。

 仕方ないから、昨年DVDボックスを買った「すいか」でもまた見るかな。

 

 

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2008年7月22日 (火)

パエリアとわさびのスイーツ

 すっかり間が空いてしまっているうちに、梅雨も明け、明けたら猛暑の日々。
 13日の日曜日は、午後の陽にじりじりと照らされながら、ブックフェアへ出かけた。
 昨年知人が立ち上げたアルテスパブリッシングや、アノニマスタジオのブースへ行って、ご挨拶。
 アノニマスタジオでは、相変わらずおいしい珈琲――と漢字で書きたくなるような味わいの、丁寧に煎れられた珈琲をいただく。
 もう限界というくらい歩いて、何冊か仕事で参考になりそうな本を見つけて、まずまずの収穫。

 連日、暑ぅ……と言いながら、ばたばたと過ごし、この3連休はようやく連れ合いとのんびり過ごした。
 1か月遅れのお誕生日ということで、土曜日には新宿で待ち合わせをして伊勢丹のメンズ館でお財布のプレゼントを探し、地下のエルメでデザートを購入。
 ディナーには、パエリアに挑戦。
 しかし、パエリア鍋をわざわざ購入するのも大変なので、ル・クルーゼの丸鍋で強引につくろうとした私……。Img_1494
 ほんの一つまみでよいサフランをうっかり大量に投入したり(サフランは非常に高価なのである!)、あやうく「リゾット」になりそうになったりと、あたふたし通し……慌てて蓋を外し水気を飛ばし、固めに炊き上げ、なんとかパエリアの体裁を保ったが。
 パエリア鍋が、あの平たい形で鉄であることは、意味があるのだなあと実感。
 なんで、わざわざあの鍋がいるのかなあ、見栄えするから?と思っていたのは大間違いで、 あの構造で、固めに炊き上がるのですな(よく考えたら当たり前のこと)。
 料理はやはり経験が大事……初めての料理でおもてなしをするというのは、かなりの冒険なのであった(笑)。
 Img_1496

 

今回のパエリアは、有元葉子さんのレシピで、アサリの出汁で炊き上げ、入れるものはアサリとズッキーニ、玉葱、パプリカなどシンプルなもの(ムール貝や海老はなし)。
 なんとなく今ひとつな感じながらも、出汁が効いて、味はまあまあ。
 

 付け合わせは、カプレーゼとわさびとオリーブオイルで食べるイタリアン冷や奴、そしてプロセッコ。

Img_1501_2 

 そしてそして、ついに食べたのです!
 ピエール・エルメの今年の夏の、わさびを使ったスイーツ、エモーション・デリシューズ。
 一番上に乗っているのが、抹茶のギモーブ(マシュマロみたいの?)、わさびマスカルポーネのクリーム、グレープフルーツの実とコンフィ、一番下から出てくるのが、わさびのジュレ。
 わさびをこう使うか!と、わさびというとお寿司やお刺身しか浮かばない日本人には思いもつかないスイーツになっていた。
 ツンとする刺激的な辛さではなく、ピリッとスパイシーな感じで、ちゃんと甘いものに合う味わいのわさびになっていた。
 胡椒をスイーツに使う感覚に近いかも。
 とにかく驚きのデザートで、全体を通して食べたときの味のバランスというか、ハーモニーが素晴らしい。
 スイーツ界のピカソと言われるだけのことはある。

 さて、日曜も月曜日も、冷蔵庫の中を探ってはおうちご飯をなんとかつくり、外出はしなかった。
 観たい映画もなかったし、あまりに暑かったので……日曜日は、京都で37℃以上あったというのをニュースでやっていて、仰天する。

 夕方、連れ合いと別れ、夏休みまで、一気に駆け抜けていくしかないなあなどと思いつつ、また洗濯機をガラガラと回し、あっという間に終わった3連休の名残を惜しむ。


<余談>
 ソフィア・コッポラの「マリー・アントワネット」を彩ったパリの老舗スイーツショップ、
ラデュレ Laduréeが、ついに日本にも出店だとか。
 出店先は、銀座の三越。
 あの交差点を眼下にしながらお茶できるという、東京の一等地。
 オープンは7月26日だそう。
 先日、美容院へ行った際、フィガロ・ジャポンをめくっていて遅まきながら初めて知った。
 ラデュレのお菓子は、パッケージ類のあまりの可愛らしさ、美しさに眩暈がします。
 箱だけでいいから、全部ほしい(中味も、もちろん試してみたいが)。
 パリのお店も、天井画にブリオッシュを焼く天使などが描かれ、ラブリーさが炸裂! Maison1                       
 エルメのパッケージやショップのデザインはモダンでシンプルなイメージ。
 一方、このラデュレは、風雅な老舗テイストを残しつつ、でも大甘でなく、どことなく現代的なロマンチックといった感じで、こういったテイストもたまりません!
 全体をプロデュースする人がいるそうで、お店もこういうイメージ作りが大事だと思う。
 しかし、なんでもかんでも日本で買えるというのも(ま、東京だけなんだけど、結局)、嬉しいような嬉しくないような、微妙な感じ。
 なんと、エルメもこのラデュレのシェフ・パティシエだったとか。

(画像は、公式HPからお借りしました)

  宝石箱のような美しい箱入りのマカロン……。うっとり。

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2008年7月 6日 (日)

ワサビのマカロンと杏ジャム、そして『ルポ 貧困大国アメリカ』を読む

 

Img_1489 金曜日の夕方、伊勢丹に寄って久々にエルメのマカロンを買った。
 週末、ちょっと一杯の代わり(最近はお付き合い以外は、ほとんどお酒を飲まないので)。
 グリーンがオリーブ、オレンジのがサフランで中身は白桃とあと何か(複雑すぎて、すぐ忘れてしまう)。
 実は先に食べてしまって映っていないのだけれど、他にもうひとつ、ワサビも。
 スイーツにワサビ? と正に興味しんしん、エルメのお手並み拝見という感じで食べたのだが、やはり私はエルメ氏にひれ伏すことに。
 素晴らしすぎる!
 中のワサビクリーム状(?)のものと、柑橘系のピール(柚子?)の取り合わせは、魔法としか言いようがない。
 たぶん、この夏の期間限定だと思うので、スイーツ好きな方は食べておいた方がいいと思う。

 

 ところで、さっき杏のジャムを煮た。Img_1490_2
 今年はジャムづいている。
 レモンジャム、甘夏でマーマレードと、4回くらいつくっている。
 自分でつくったら、あんまりおいしいので(しかも安い)、手間だなあ、時間ないなあと思いつつも、ついつくってしまう。
 ぴりっと酸味が効いていて、程よい甘さになる。市販のものは、砂糖が多すぎるんだな、きっと。
 しかし、杏は繊細な味なので、白いグラニュー糖がいいらしい。
 先に調べておくのを忘れて、家には甜菜糖という茶色い砂糖しなかったのだが、ええい、ままよ!とその砂糖でつくってみた。
 そうしたら、確かに初々しいあの杏色は消えて、カラメル色になってしまい、茶色いジャムの出来上がり……。
 ――というわけで、見た目はあまり美しくないので、煮始める前の杏を(トマトのようだが)。
 でも、味はそこそこいける。
 黒パンの上に、クリームチーズとこの杏ジャム、という感じでいこうと思う。

 ちなみに杏は、生活クラブ生協で年1回だけの旬のもの。
 来年はこの倍くらい頼んで、ちゃんと白いグラニュー糖でつくろう。

 

 その他、このところ読んだ本で印象に残り考えさせられたのは、ジャーナリストの堤未果さんの『ルポ 貧困大国アメリカ』  。
 医療、教育、福祉など、そこだけは手をつけてはいけないという分野までをも民営化し、競争原理を取り入れた結果……現在の貧困大国アメリカが出来上がった、というオソロシイ報告。
 ほとんどサギに近いサブプライムローン(この不良債権は世界中に影響を与えている)、なぜ貧困の人々ほど肥満が多いのか、大学の学費の高額ローン、盲腸ひとつで自己破産しかねない高額の医療、極めつけは若い人へのアメリカ軍のリクルート、戦争の民営化、などなど、ほとんどホラーの世界である。
 いろいろ問題の多くなりつつある国だと思っていたが、まさかここまで酷くなっているとは……。
 こうなると、何のための「国家」なのかわからない。ごく一部の裕福層とあとは全員奴隷でいいと言っているようなものだ(でも、かつての本当の奴隷とは違って、選挙権もあるんだから、何とか変わる方向にいってほしい)。
 そして、アメリカに追随している日本も、これは他人事ではないのである。
 どういう社会がいいのか、この本を読めばよくわかると思う。
 堤さんは、911のテロにNYで間近で遭遇し、大手企業の社員を辞め、ジャーナリストになったそうだ。
 まだ若い方だけれど、確かな目をもっていると思う。
 ワサビ・マカロンも味わってほしいけれど、この本も、今を生きる日本人であればぜひ読んでみてほしい。

 週末、エルメのマカロンを食べる幸せ。
 せめてそんなささやかな幸せだけは、誰にも壊されたくないと思う。

 
  明日は七夕……毎年のことながら、星は見えそうにないけれど、願いごとをしてみたい。

*書きたかったルドゥーテ展のことがまた書けなかった(来週末に持ち越し)。

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2008年7月 1日 (火)

赤い風船

 気づかれた方、いらっしゃるかなあ……。
 左横にあるブログパーツをクリックしてみてください。
 赤い風船のところ。
 そして、もしご興味があれば、文字のところもどうぞ。

 応援団っていったいなんだ?と思われるかも知れませんが。
 「赤い風船」とは、1956年のフランスの伝説的な映画。
 この夏、「白い馬」という映画と共に、リバイバル上映されるそうです。
 私は、少年が石畳の上で真っ赤な風船を持っている、というワンシーンだけ、とある写真絵本で見たことがあって、それ以来、この映画をいつか観たいなーと思っていたのでした。
 まさか映画館で観られるとは思っていませんでした。

 まるで一冊の絵本のような映画です。
 ストーリーを読むと、ああ、なんだか懐かしいなという気がします。
 たぶん、絵本になっていたのを、子どもの頃どこかで読んだのかも知れません。

 というわけで、応援団の一員となりました。
 梅雨が明けて、夏になったら、銀座へ「赤い風船」を観に行きます。

★こんな映画を観に行く時も、ベスコフのバッグですね、きっと。

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