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2008年1月 1日 (火)

2008年1月1日

 2008年、あけましておめでとうございます。
 昨年、最後に何かご挨拶をと思いつつ、あっという間に過ぎて、明けてしまいました。
 今年も相変わらず更新頻度は少ない(笑)と思われますが、どうぞよろしくお願いいたします。

Img_1242  暮れに自分のために買ったもの。
 アラビア社の2007年限定ムーミンマグ。
 伊勢丹で見つけて、どうしようか迷いに迷い――マグはやたら持ってるしなあと――ようやく決心がつき、30日という正に年の瀬の忙しい時に新宿の伊勢丹に足を運ぶと……影も形もない。なんと完売。
 縁がなかったのだと思うが、でもなんとなく諦めきれず、吉祥寺の東急を覗くと、そこではひっそりと売られていた。
 集客力が違うんだなあ。
 で、やはり縁があったのだと思い直し、購入。
 だけど、伊勢丹で買えたら、Iカードで割引になったのになあ、ポイントにもなったのになあと、ちょっと悔しい(念のため、伊勢丹吉祥寺店も確認したが、やはり売り切れだった。暮れに何をやっているんだか)。
 そう、多いのだ、こういうパターンが。我慢したり迷ったり悩んでいるうちに、売り切れてしまい、結局後悔するというのが。
 いつでも買えるものなら、余裕ができるまで我慢したり、のんびり考えるのだけれど、最近はモデルチェンジが激しかったり、この「期間限定」というのがまた曲者で、買い物ひとつも難しい。

 ムーミンマグは、毎年限定のイヤーカップを出していて、きりがないので買ったことはないのだけれど、この2007年のは本当にほしかったのだ(だったら、さっさと買えばよかったんだけど)。
 このカップの絵は、ムーミンのなかでも大好きなシーンだったので。
 雪のなかでおしゃまさんとムーミンが語り合っている。
 真ん中にあるのは、雪の玉を積み上げて、中に火を灯した「雪のランプ」。
 おしゃまさんの言葉が凄くいい。

「――わたし、北風の国のオーロラのことを考えていたのよ。
あれがほんとにあるのか、あんた知ってる? 
ものごとってものは、みんな、とてもあいまいなのよ。
まさにそのことが、わたしを安心させるんだけれどもね」
おしゃまさんはそういうと、また雪の中にひっくりかえって、空を見あげました。
空はいまもう、まっ黒になっていました。

「雪って、つめたいと思うでしょ。
だけど、雪小屋をこしらえて住むと、すいぶんあったかいのよ。
雪って、白いと思うでしょ。
ところが、ときにはピンク色に見えるし、また青い色になるときもあるわ。
どんなものよりやわらかいと思うと、石よりもかたくなるしさ。
なにもかも、たしかじゃないのね」
『ムーミン谷の冬』より

 色合いもブルー系で、凄くいいし、ミィもちょこんといるし。
 ホットココアが合う感じ。
 伊勢丹では変えなかったけれど、通販やオークションを利用することもなく、定価で普通に買えたのでよかった。

 このカップを使うたびに、おしゃまさんの「なにもかも、たしかじゃないのね」という言葉が浮かんでくる。

 ところで、仕事納めは、28日だった。
 最後の週は、職場で年内でやめる人の送別会があったり、簡単な忘年会があったり、その前の週はクリスマスもしっかりやって楽しんだし、とあれこれあって、ちょっとくたびれていたので、部屋はとっちらかったまんま。 
 休みに入っても鼻炎がひどくなったりして、クリスマスの飾りつけを片付けたのが29日で、大掃除を本格的に始めたのは31日。
 ずーっと気になっていた換気扇をフードも羽も全部外してばらして掃除。
 クエン酸、重曹、石けんだけでのナチュラルクリーニングに挑戦。
 頑固な油汚れでも、自然のものを上手く応用すると結構落ちるので、嬉しくなる。
 しかし、それでもこんな大掛かりな掃除は何年かぶりなので、一点の染みもなく、というレベルは諦める(カバーの油受けのところに、油がみっしり溜まっていてぞっとした)。
 それでも、換気扇は今までより軽快に回り始める。
 ひとつ始めると、いろいろなところが気になり始め……ほんとにふだん、何て汚いところで料理しているのだっ!と自己嫌悪(注=ぱっと見た目にはそんなに汚くないし、決して不潔にしているわけではないのだが:笑)。

 ふだんからもう少し掃除を心がけるとか、12月に入る前から少しずつ始めるとかしないといかんなあとも。
 短い時間であれもこれもこなそうとすると、ふらふらになる。
 棚を整理していたので、だいぶ楽なはずだと思っていたのに、甘かった。

 できないところは目をつぶり、無理矢理掃除を終えたが、でもまあ、なんとなく全体的にさっぱり。
 7時過ぎにようやくお風呂に入って、お蕎麦を茹でて食べ、またキッシュを焼いたり(疲れすぎて結局食べられなかった)、紅白を途中から見てみたり。
 カウントダウンは、ジャニーズの東京ドームのライヴ中継を見ながら、スパークリングワインのミニボトルを開けた。
 とまあ、こんなバタバタの年越しだった。

 ジャニーズの恒例のカウントダウン・ライヴは、キラキラきらめいてディズニーワールドのようなおとぎの世界で、美しくて面白い男の子たちが目一杯、それぞれ今時の「王子さま」を演じていた。
 でも、甘いキラキラな世界だけでなく、岡田准一クンをはじめ、役者として素晴らしい人材が次々と輩出される秘密は何なのだろう?と思ったり。
 V6で岡田クンが踊っているのを見て、ああそうか、彼も一応はジャニーズなんだなあと、不思議な気持ちになる。
 J-WAVEのインタビュー番組も毎週聞いているし、私のなかではなんだか、とっても出来のいい、親戚の子か甥っ子かなんかを遠くから見守っているような、そんな気持ちなのだ(笑)。
 カウントダウン・ライヴでは、カメラが近づいても、岡田クンは妙に控えめ、というか所在なさげで、本人自身もまるで「まあ、一応ジャニーズだけど……」なんていっているようで、おかしかった。

 というわけで、話は岡田准一クンへ(笑)。
 そう、2007年度ドラマ部門ナンバー1は、岡田准一主演の「SP」
 脚本・原案は、映画「GO」や「FLY,DADDY,FLY」の原作者の金城一紀。
 「FLY,DADDY,FLY」で、岡田准一と絶妙なコンビを組んでいた堤真一が、今回は上司役。
 警視庁警護課のSP(要人警護)を舞台に、テロ事件などを巡るアクションドラマ――と紹介してしまうと、ありきたりな感じだけれど、これがまたすこぶる面白い。
 登場人物の際立つキャラクター、シリアスなシーンと笑えるシーンの絶妙なバランスなどなど、本当に第一級の娯楽作品に仕上がっている。
 なんといっても、主演の岡田クンと堤真一がいい。
 深夜枠だけれど、かなり視聴率もよく、人気があるらしい。
 このドラマは、アジアとか外国で放送しても、きっと受けるんじゃないかなと思う。
 TVドラマという、いろいろな制約のある枠組みのなかでも、頑張っていいものをつくっている人たちがいるんだなとも思う。

Img_1244  スタントなしで、かなりのアクションシーンを演じる岡田クン。
 小柄だけど、鍛えているのがよくわかる。
 鋭い小動物のように走り、飛び、巧みに身をかわす。 




Img_1247  前回の放送で、どうして警察に入ったのかと尾形(堤真一)に聞かれ、「僕のような人間を増やさないためです」と、井上(岡田准一)が、夕陽の差し込む部屋で答えるシーンが美しく、3回も見てしまった。
 物語では、井上は幼少の頃、テロ事件に巻き込まれ目の前で両親が刺し殺されるという、暗い過去を持つ設定になっている。


Img_1248  警官の制服やSPとして出動する時のスーツ姿もきりりと麗しい岡田クン(笑)。
 のらりくらりした若者役(ドラマ『タイガー&ドラゴン』とか)から骨太な役まで、何を演じても素晴らしい。
 本当に彼の才能、役者魂には目を見張るばかりだ。

 

 
 年が明けてもまだあと何回か続くので、ぜひご覧あれ。

 話は突然変わるが、「結婚できない男」が枕詞のようになっていた阿部寛が、昨年「結婚できた男」に!
 そのせいかどうか、ここのところ、私のブログでも「結婚できない男」のカテゴリーへのアクセスがまた増えている。 
 未だに、「桑野信介」(役名)なんかで検索してくる人が多いので、本当にこのドラマ、人気あったんだなあと思う。
 放送は2006年の夏だったのだけれど。
 お相手は、一回りくらい若い女性だそうで。
 ほんとは実人生でも、早坂先生(夏川結衣)くらいの同世代の女性と結婚してほしかったなあと思うのは、こちらの勝手な願望だが(笑)。

 さて、元旦の今日は、昨夜仕込んでおいた鶏がらスープを元にお雑煮をつくり、生活クラブ生協のお節をいくつか並べた。
 お節もいつか有元葉子さんレシピで手作りしてみたいと思うが、掃除すらまともにできない私には夢のまた夢?(まあ、フルタイムで外で働いているから仕方ないか)。
 
 お正月休みは6日まで。
 仕事のための本を読んだり、机周りやPC、そのほか長年溜め込んだ細々したものを整理したり……というのを実行したい。
 1日くらい友人宅を訪ねるかも。
 隣も上階の部屋も留守なので、とっても静かで心地よい。
 さっき年賀状を出しに外へ出たら、空がとてもきれいだった。
 東京は、人気のない、空気の澄んだこのお正月の数日がいちばん好きかもしれない。
 そんな感じで、夜も紅茶とキッシュで軽く済ませるつもりだし、ひとりも気楽でいいなあと思っていると、内田先生のブログに、
「 自分がしたいことを誰にも邪魔されずにひとりでやっていて何が面白いのであろう。
人生は邪魔が入るから楽しいのである」
 とあって、どきりとする。
 いやあ、いつも意表をつかれますなあ。

 連れ合いは、実家に帰省中。
 次の3連休の時に私が大阪へ出かける予定なので、今から凄く楽しみだ。
 
 ここ数年、いろいろ辛いことが続いていたけれど、そして、辛いことはすべて終わったわけではないけれど、2007年はパートナーと呼べる人に出会えたことが、最大の嬉しい出来事だったかも。
 今年も彼との関係を大切にしつつ、ドラマを楽しんだり、本を読んだり、仕事やブログ以外に「書くこと」でまとまったことをしたいし、経済も立て直したいし、漢方で体調も立て直したいし……と、地道にやっていきたいと思う。
 皆さんもよい1年となりますように!

(自分自身のことも課題山積みだが、地球の環境も気になる2008年……である)


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コメント

kateさん!
新年おめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

ムーミンのちょっと渋めのマグカップに
目が釘付けになりましたー。
物語をそのままそばに置いて、使うことができる、というのは、いっそう素敵だなあ、と思いました。

ほら、スヌーピーだって、ピーター・ラビットだって、
キャラクターとしての人気は高くても
本をまったく知らないファンも多いでしょう。

それにしても、読みたいものや、読むべきもの、
あとからあとから押し寄せてきていて、
今年もどうなることやら、です。(^-^)

投稿: calvina | 2008年1月 2日 (水) 10:05

calvinaさん
おめでとうございます!
こちらこそ、今年もどうぞよろしく。

ね、いいでしょ、2007年のムーミンマング。
ちょっと抑えめな感じが、原作の空気感を
よく伝えていると思います。
日本製のムーミンマグなんかもありますが、
アラビア社のとは比較になりません。
アラビア社は、やはり原作の物語をきちんと
理解しているのだなと思います。
と、マグひとつで熱くなる私でした(笑)。

私も読みたい本が溜まる一方で、困っています。

投稿: Kate | 2008年1月 2日 (水) 15:34

素敵な文章ですね。

ふらりと立ち寄ってたまぁに読ませて頂いてます。
なんと表現したら良いのか、読みやすくなんとなく自然に読み進めていってしまう、そんな文章ですね。
私もこんな文章がかけたらいいなと思っています。
と思ったら、やはりもの書きのお仕事をされていたんですね。
読む度にいいなぁと思ってしまいます。

投稿: takenoko | 2008年1月 3日 (木) 12:03

takenokoさん
コメントありがとうございます!
あまりコメントのないブログで(笑)、
リアルな知り合い以外、どんな方が読んでくださっているのか、
まったくわからないので、こうして感想をいただくと、やはり嬉しいです。
ああ、独り言でもなかったんだな、というか(笑)。

とりとめのない文ですが、またどうぞふらりとお立ち寄りください。

投稿: Kate | 2008年1月 3日 (木) 18:38

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