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2007年12月24日 (月)

今年のクリスマス―目に見えるものすべてが美しい

 この3連休は、久々に連れ合いと会った。
 22日は、新宿で待ち合わせし、フランソワ・オゾン監督の「エンジェル」を一緒に観た。
 タイトルと夢みるような少女のポスターに惹かれたのだけれど、やはりそこはオゾン監督、「エンジェル」というタイトル自体が皮肉になるような、毒のある映画だった。
 でも映像がきれいで相変わらずのどきりとする展開で、とても面白かった! 
 感想は、お正月休みにでも書くかも。

Img_1227_2  連れ合いに、ロイヤルコペンハーゲンのティーポットをプレゼントしてもらう。
 以前も使っていて、とっても気に入っていたのだけれど、割ってしまい、同じものはとても高価で買えなくて、それ以来、ぴったり来るものにめぐり合えなかったのだ。
 伊勢丹であれこれ見ても、あまりいいものがなくて、やはり以前と同じ、ロイヤルコペンハーゲンのブルーフルテッドの700CCのポットがいいなあ、という感じになる。
 ちょっと高いけれど、毎日使うものだし、お茶好きの私は使用頻度が異様に高いから、絶対に本当に気に入ったものがいいよ、と言われ、プレゼントしてもらった。
 私からのプレゼントは、いつもマフラーなしで首元が寒そうなので、あらかじめ選んでおいたポール・スミスのマフラーを。
 つけてみたところを頭で想像しながら選んだのだけれど、色合いとか実際にちゃんと似合ったので、よかった。  

 

Img_1229

 ティーポットのディティール。
 持ち手のところにはカタツムリが付いていて、ポットのつまみはキノコになっている。可愛い! 
 これがとても使いやすく、大きさもちょうどいいのだ。
 今度は、絶対に割らないように、大事に使おう。

 

 23日は、夕方、ふたりでぶらぶら歩きながら、予約しておいたアテスウェイのケーキを取りに行く。雨も上がり、空には、満月に近い月が銀色に輝いていた。

 それから、夜は家で料理。
 Img_1207 生協でチキンの半身というのを頼んでみた。上手く料理できるかどうか不安だったけれど、胸肉などで作るチキンソテーと同じ方法――あらかじめ塩、胡椒、ドライハーブをすり込み、オリーブオイルをかけ、下味をつけておく――で、オーブンで長時間焼いてみたら……これがなかなかの出来栄え(自画自賛!)。
 皮はパリッと焼けて、中はほどよい柔らかさ。
 余分な油も出て、味もさっぱりめ、お店で売っているようなくどい味のたれではなく、塩味ペースなので、胃にもたれない。
 何より、オーブンでじゅうじゅうとはじけるように焼けていく様子が、なんとなくクリスマス気分を盛り上げてくれるし、熱々を食べられるのが嬉しい。
 半身のローストチキンに自信を持てたので、来年は一羽頼んで、中味に詰め物をして焼くのに挑戦してみるか……などと、今からそんなことを考えている。Img_1208

 生クリームと牛乳と塩、胡椒だけで焼くじゃがいもと玉葱のグラタンがチキンの付け合わせで、あとはサラダ(クレソンとりんごとクルミ)、チーズ、ドライいちじく、Pauのバケットlなどを並べ、わりとシンプルなクリスマスの夜の食卓。
 シャンパンは高いので、そこそこ上等なスパークリングワインとオーガニックの赤ワイン。

 シンプル、と言っても、あまりお酒の強くないふたりがワインを飲みながら食べていると、がっつりお腹が膨れてしまい、さすがにケーキは入らなくて、楽しみにしていたけれど、朝に持ち越し……。

 さて、今朝、朝食代わりに食べたケーキは、アテスウェイのガトー・フレーズ。
 伊勢丹のフランスの有名スイーツショップのケーキも魅力だったけれど、ふたりだけであまり大仰なことをするのも何だしと、近所のケーキ屋さんにした。
 Img_1212_2 でもまあ、ここのケーキも凄いもんです(この界隈では大人気)。
 ふわっと口のなかでとろけるようなスポンジと生クリーム、そして大きめの苺がごろごろ入っている。

 



  Img_1225_2

 

 お茶は、連れ合いがお土産に持ってきてくれたルピシアのクリスマスブレンドCAROL。 
 苺の香りに、バラの花びらとココナツがブレンドされていて、 甘くてふくよかな香り。
 私は、ルピシアのこの平たいシルバーの円形の缶が好き。
 このブレンドは、ラベルもラブリー。
他に、ダージリンのアールグレイや紅茶風味の蜂蜜なども詰め合わせになっていたので、ポットもプレゼントしてもらえたし、しばらく紅茶天国な日々が過ごせそう。

 ――と、楽しい時間も束の間、連れ合いは、仕事でトラブル発生とかで、24日午後遅くから出勤なので大阪へ戻らなくてはならず、午前中でさようなら。
 営業職は大変だなあ。

 でも、お互いにいいクリスマスをすごせたと思う。
 22日は私たちも新宿に出たけれど、凄い人の出で、伊勢丹の1階のジュエリー売り場とか物欲の怨念が渦巻いているような感じがして、恐かった(と言いつつ、自分もプレゼントをあげたり貰ったりしているのだが……)。
 街中に溢れる、発光ダイオードのぎらついた寒色系のイルミネーションも嫌いだし、ここぞとばかりに高価なクリスマスディナーも食べる気がしないし、人の多さも年々苦手になっているし――年を取ったということかもしれないが――こうしておうちでほっこりできるクリスマスが一番幸せな気がする。料理という家事労働はあるけれど、その分、つくってしまえば、あとは部屋でくつろげるし。                                          

 というわけで、ひとりになった午後は洗濯したり掃除したり、録画しておいた「オーラの泉」を見たり、ターシャ・テューダーのDVDを見たり、ソファでうたた寝したり、昨夜のクリスマスディナーの残りものとパンとお茶で軽くお昼を食べたり、のんびりすごす。
 ローストチキンは、時間が経ってもおいしいので、そぎ切りにしてサンドイッチにはさんだり、サラダにしたり、最後まで楽しめる。
 郵便受けには、クリスマスカードが2通。
 振り替え休日にも配達してくれるとは、やはり民営化されたからか? 
 私がぎりぎりに出したクリスマスカードも、クリスマス中に届けてもらえるなと、ちょっと安心。

 日が暮れる前、コンビニに行くため外に出たら、沈みかけた太陽から、美しい金色の光が一面に降り注いでいて、ちょっと不思議な気分になる。

 「オーラの泉」では、心臓発作で臨死体験をした後、奇跡的に蘇えったというイギリスの老婦人が登場していた。
 心臓発作後、生き返っただけでも凄いことだけれど、同時にもうひとつ、奇跡が起こったそうだ。
 30年近くも失明していたのに、生き返った途端、目がはっきり見えるようになったという。
 意識が目覚める前の臨死体験では、自分と夫の父親に会い、まだこちらに来るなと言われたのだとか。
 江原さんは、その臨死体験のなかでヒーリングされたのではないかと言っていた。
 そんな奇跡のエピソードは、信じてみたい。
 その婦人は、「目に見えるものすべてが美しい」と語っていた。
 それはそうだろう。何十年も闇の世界にいたのだから。
 自分の目で世界を見ること、自分の足で歩けること、そして、こうして生きていること――思えば、どれも奇跡のようなことなのかもしれない。
 彼女の「目に見えるものすべてが美しい」という言葉が、まるで天からのクリスマスプレゼントのように胸に響いた。
 そんな気持ちを忘れずに毎日を過ごせたらいいなと思う。

 と、最後はクリスマスに相応しいエピソードで――メリー・クリスマス!

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