« ショコラ | トップページ | ドイツの天使が届きました »

2007年12月 9日 (日)

12月のキッチン

 あっという間に12月になってしまった。
 昨日土曜日は、社内のフロア内の移動作業のため休日出勤。
 何が大変といって、本の移動。書籍が異様に多い職場なので、本を棚から動かすのが一苦労。棚に収まっているとそうでもないのに、出してダンボールに詰めると、もういくらダンボールがあっても足りないくらい。
 夜中にこっそり本が増殖しているのではないか。
 といって、一箱に大量に詰めてしまうと、腰が抜けそうになるので要注意だ。
 というか、ひどい腰痛持ちでとっくに腰が抜けているような私には、こういう作業は本当に辛い。
 あーでも、自分の引っ越しの時もいつもこんな感じだなあと思う。

 そして、自宅でも同じようなことが展開されているこの師走。
 先週の週末は、キッチンの大改造に挑んだ。
 きっかけは、家賃更新料。払ったのだが、どうも釈然としない――毎月毎月家賃を払い続けこっちが更新礼金でも貰いたいぐらいだよ、まったく、とか、そういう気持ちなのだ。
 そのうえキッチンがあまりに使い辛く限界を感じていたのだが、でも更新した以上住み続けるしかなく、ボヤいても仕方ないので、少しでも居心地よくしようと決心した次第。
 キッチンで一番不便を感じていたのは、オーブンレンジが低い位置にあり、使い辛いこと、かがんで作業するため腰に負担がかかること。
 というわけで、棚の購入を考えていたが、少しでも節約をということで、仕舞い込まれている棚を思い出し、ロフトから下ろすことになった。これがまた危険な作業で、結構重量のある組み立て式の棚をそろりそろりと下ろした。
 背の高い棚の柱が倒れて耳に当たったり、頭にゴンとぶつかったり、ひとりぼっちの大工仕事は辛い……。
 で、まず、今まで使っていた背の低い棚の解体作業を始め、ものをすべていったん出し、掃除をし……と、いちいち苦難な手順を書くのも面倒なので、以下、割愛。
 とにかく、今現在の状態で、荷物の入れ替えをするというのは凄く大変だということだ。

Img_1189_2

 

 「片付けられない女」の部屋ではありません。 
 キッチンの棚のものを隣の部屋にとりあえず移動し、あまりの大変さに呆然していた段階のもの。
  狭さに泣きながら、「片付け続ける女」……。


Img_1190_2

 ようやく、棚を組み立てたところ。
 その間、棚板を拭いたり、手の届かなかったところに掃除機をかけたり、使わないものを捨てたり……よくもまあ、こんなに要らないものを溜め込んでいたものだと自分でも呆れる。

(以前の、使いにくい背の低い棚の写真を撮っておけばよかった……) 









Img_1196_2  
 棚にものを置いていく。
 一番使用頻度の高いオーブンレンジを使いやすい位置に。その横に、ブレンダー(ミキサー)。
 量り、フードプロセッサー、エスプレッソマシーンは使うたびに下ろすということで、一番上に。
 このアイデアは、料理研究家の有元葉子さんから。
 エスプレッソマシーンも面倒くさいので、ガスの火にかけてつくるコンパクトなタイプのものに移行してもいいかなと思っている。毎日飲むわけでもないし。
 でも、捨てる勇気がなく、とりあえず、棚の上に。
(地震が来たら?……逃げるしかありません!)


 棚の上にあげたものを使うときの場所として、棚のすぐ手前にあるワゴンの上はできるだけ空けておくようにした。お気に入りのトースター、デュアリットとパンを切るボード、よく使う小物などだけにしておいた(以前はここにも、ものがぎっしり)。
Img_1197  このイギリス製デュアリット君は、私のよき相棒。ほとんど毎日使っている。
 タイマーやパンを入れたり出したりるのも手動で、そんなローテクな感じが好き。
 オーブントースターでトーストすると、カリカリになりすぎてしまうけれど、このデュアリット君なら外側はパリッ、内側はしっとり。   
 というわけで、このデュアリット君を中心にしたキッチンと言ってもいいかも知れない。
 働き者で、可愛いヤツだ。

 さて、大改造を経て、1週間。
 ドラマティックなくらいに流れが変わり、格段に動きがよくなった。

 ほとんど外食せず、自炊率の高い私が、なんで今まであんなキッチンで我慢していたのかなあと思う。特に生活クラブ生協を始めてから、レバーペーストとか多少凝ったものをつくるようになっていたから、大変だった。
 今回のプランは、有元葉子さんの本を参考にした。

五段になったエレクターがあれば、五倍のスペースがあるということ。面積からいえば、かなり広いカウンターが存在することになります。それも平面で五倍の面積があるより、縦にあることで、無駄に動かなくてすみます。
――『わたしのキッチン・スタイル』 狭いキッチンゆえに生まれたアイデア(有元葉子著) より

 41qnwocliil_aa240__2 有元さんは料理レシピもよく参考にするけれど、こういったキッチン・アイデアもいろいろと頼りになるものが多く、絶大な信頼を寄せている。
 私の棚は、エレクターではなかったけれど、棚が縦に伸びたことで、確かにスペースが増えたのを実感している。
 今まで最大のストレスだった、調理済みの熱々の大きな鍋やフライパンをとりあえず置いておくところがない、盛り付けのため皿を置いて作業するスペースがない、という点もだいぶ解消された。
 棚も当初は無印良品で2万円くらいのを購入するつもりだったけれど、家に眠っているものが活かされ、2万円得した気分。

 というわけで、オーブンの下の棚には、有元葉子さんのレシピブックをまとめてずらりと並べてみた。
 有元葉子さんのキッチンとは程遠い、住みにくい部屋ではあるけれど、次の更新の2年まで、なんとかやっていけそうな気がしてきた。

掃除、料理、洗濯をきちんとこなすことで家にはよい「気」が満ちる――略――よい「気」は大自然から、そしてバランスのとれたよい人間からももらえますが、掃除が行き届いた家からももらえるはずです。
――『わたしのキッチン・スタイル』きれいなキッチンは幸運を招く より

 

|
|

« ショコラ | トップページ | ドイツの天使が届きました »

コメント

kateさん、こんにちは! サンタのページで衣替えですね!!

「偉いなー、偉いなー」と何度も読み返しましたー。
次の週末、私もどこか一角でもきれいにしてみます。
このままじゃぁ、正月がよけて素通りしていきそうなので。

投稿: calvina | 2007年12月11日 (火) 09:52

Calvinaさん
ふだん私はあまり「自分のことを褒めてあげたい」とか思わない方なのですが、今回ばかりは頑張ったなあと思います(笑)。
「片付けは一度にやろうとせず、1日15分でも少しずつ」などと、整理術の本なんかには書いてあるのですが、それがなかなかできないんですよね。

私もキッチン以外にもまだまだ手をつけるべきところが残っています……。

投稿: Kate | 2007年12月11日 (火) 15:52

はじめまして。
Dualitトースター、憧れなんです。
毎朝ホームベーカリーで焼いた食パンを食べているので、みなさん絶賛の違いを実感してみたいとおもいつつ。
高いのと、6枚切り角食というところが・・・
でも、評判どうりのトースターみたいですね^^

投稿: 雪ウサギ | 2008年3月 7日 (金) 10:33

雪ウサギさん
はじめまして。

>高いのと、6枚切り角食というところが・・・
私は、薄い食パンはもちろん、ベーグルもフランスパンも適当にスライスして
ガシガシ焼いてしまいます。bread
厚めのパンは、見張っていないとすぐ焦げるので、要注意ですが、
焦げたら、そぎ落とせばいいんだし。
10年以上ほぼ毎日のように使って、故障なし。
頼もしいヤツです。
高いけれど、元は取れるし、本当に美味しいですよ。

投稿: Kate | 2008年3月 7日 (金) 23:02

説明書には、故障の原因になるのでそれ以外は焼かないようにとありましたが・・・
ふふふ、確かに頼もしくタフなやつなんですね!
日本では、イギリスパンと呼ばれている山形食パン。
最近のホームベーカリーで焼くこれは、なかなかおいしいんです。
上を切り取れば大丈夫ですね。
うーん、これは買い^^だなぁ!

投稿: 雪ウサギ | 2008年3月 8日 (土) 09:44

雪ウサギさん

>説明書には、故障の原因になるのでそれ以外は焼かないようにとありましたが・・・
わー、そんな説明書き、全然記憶にない(笑)。
でもまあ覚えていたとしても、私は、無視……でしょうが。
山形パンは、確かに上がはみ出るので、上下逆にしながら短い時間で、二度焼きしてます。
型にはまった使い方をする必要はないんです。

Dualit、買って損はないことを私が保証します。
別にDualitの回し者ではありませんが(笑)。
あと、姿が可愛いので、キッチンが明るくなります。
ヨーロッパの映画の、キッチンのシーンなんかにもよく使われています。

投稿: Kate | 2008年3月 8日 (土) 15:00

今問い合わせ中なのですが、なかなか返事が来ないのでやきもき。
実は、海外から取り寄せようと画策しているのです・・・
Kateさんの頼もしきお言葉、保障^^v
早く焼いてみたいなぁ。

めでたく手に入れましたら、一番にご報告しますね。
これからもよろしく。

投稿: 雪ウサギ | 2008年3月10日 (月) 11:28

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/84419/9323569

この記事へのトラックバック一覧です: 12月のキッチン:

« ショコラ | トップページ | ドイツの天使が届きました »