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2007年9月に作成された記事

2007年9月30日 (日)

村上春樹にご用心

――お知らせです――
 私の長年の友人が、独立して出版社を立ち上げました。
 このご時世に編集プロダクションではなく、「出版社」というところが凄いのですが。
 アルテスパブリッシング  という版元です。

 Ut_ で、その第一弾がこれまた凄い。
 なんと内田樹氏の本です。
 今日30日の内田氏の誕生日に合わせたかのように、昨日29日から発売されたのが、この本です。

『村上春樹にご用心』

 内田氏が、自身のHPの日記に書き綴ったものに加筆した、村上春樹に関する評論集。
 村上春樹の世界を「雪かき」と表現したり、村上ワールドへのユニークな解釈にはいつも感服していましたが、それが一冊になっているそうです。

 私はこれから読むので、また感想など、おいおい書いていきたいと思います。
 この本には、今を生きるために必要な何かが託されているような、そんな予感がします。

 アマゾンでは53位、bk1では4位という凄い売り上げ数字が出ているとか……。
 興味のある方、ぜひよろしくお願いします。  

*追記
 なお、この本について、10月に行われた内田樹氏と柴田元幸氏のトークショーの感想も書いています。よろしければ、
こちら をご覧ください。

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雨降りの誕生日は、グールドを聴きながら

 先週の金曜日、つまりつい一昨日は30℃を越す残暑で、アイスコーヒーを飲み、帰宅後も扇風機をぶんぶん回していたというのに、昨日、今日は寒さのあまり毛布を引っばり出した。
 特に、今日はずっと雨降り……。

  午前中、彼から宅急便で誕生日のプレゼントが届く。Gg__3
カードとCD。CDは、彼の「最愛のディスク」であるというグレン・グールドのバッハの「ゴールドベルク変奏曲」。
 直接会ってのお祝いは来週末にしてもらう予定なので、今日はどこへも出かけず、ひとり静かにグールドを聴いてすごすことにする。
 ああ、これがよく言われる、グールドの鼻歌が混じっているやつねと思いつつ聴く。
 雨音に似合う「ゴールドベルク変奏曲」。

 というわけで、今日でまたひとつ年を取った。
 最近はもう、どんどん年取っちゃうよ!とか(笑)、じたばたすることもなく、とにかく身体さえ大変なことにならなければ、よしとする……というような気持ちだ。
 心身ともに健やかなことが一番だと思うのは、いろいろ具合を悪くしているからこそ、思うこと。
 あとやはり思うのは、ちょっと離れていてもパートナーがいてくれることで、年を取ることへの焦燥感もなくなり、穏やかな気持ちで過ごせているんだなということ。
 そういう気持ちでいさせてくれる彼には、感謝している。

 さて、今日の朝……というか昼すぎにゆっくり起きて、たっぷりの紅茶とパンを食べながら、「デスパレートな妻たち」を見て、そのままソファにごろんと横になって、録画しておいたウディ・アレンの「マッチ・ポイント」を見る。
 「マッチ・ポイント」はよくある話なんだけれど、見事な出来栄えで面白い。面白すぎて――ていうか、実に残酷な話なんだけど――今は書ききれない。ウデイ・アレンは監督として一流だなとつくづく感じる。

 と、こんな冷たい雨降りの日曜日は、音楽を聴いたり映画を観たりして、だらだらするのが楽しい。

 あ、ちなみに、私の敬愛する内田樹氏は、なんと同じ9月30日が誕生日です!
 というわけで、内田氏に関する、次のブログへと続きます。 

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2007年9月25日 (火)

中秋の名月日記

 今夜は中秋の名月。
 晴れた夜空にきれいに月が見える。
 夜になると気温もぐっと下がり、風が心地よい。秋だなあ。移り変わってゆく季節では、春より秋の方が好きだ。

 先週の3連休は、誰にも会わずよく眠った。
 眠るのと家事と読書だけですごした3連休。
 「春眠暁を覚えず」ではなく、「秋眠暁を覚えず」な私。
 夏の疲れを、スポンジが何かで吸い取るかのような眠り。
 寝る、寝る……3連休中の平均睡眠時間は10時間以上。
 もちろん、平日の朝も眠い……。
(『ヒヤシンス・ブルーの少女』という、フェルメールの絵をテーマにした素敵な海外ドラマを見たが、その感想はいずれまた)

 連休中は、1日だけ吉祥寺へ出かけて、いつも化粧品を買うWELEDAで顔のマッサージをしてもらった(誕生月には、割引きのカードが届くので)。
 「お肌、すべすべですね」と、私よりひとまわりも若そうな担当の女の子に言われた。
 そう、以前はおでこによく吹き出物が出ていたけれど、最近はまったくなくなった。
 たぶん、漢方のおかげだと思う。体の奥まで効いてくるには時間がかかりそうだが、とりあえず、肌の調子は本当によくなった。むくみも少なくなったし。
 そのお店で言われたのだけれど、今月の満月は27日、満月の日は吸収がよくなるので、お肌のパックなどに最適なのだそうです。
 皆さん、木曜日は満月を眺めながらパックをしましょう。

 さて、今夜の晩ご飯は、月見だんごでも用意して、おいしい冷酒の盃でも傾けたいところだったけれど、そんな風流な用意はなく、月に何の所縁もないオムライス。
 ソーセージとマッシュルームを炒めて、玄米を入れて、ケチャップで調味。
 このケチャップが決め手で、生活クラブ生協のものに限る。ほのかな甘味があって絶品。この上に、オムレツというよりさっと焼いた卵焼きを乗せるので、「テキトーオムライス」と自分では呼んでいる。付け合わせに、パパイヤのサラダ。
 そうそう、どうやって食べるか悩んでいたパパイヤは、結局薄くスライスして、塩で揉んできゅうりと合わせてサラダにして食べたりしている。
 大根と似ているけれど、もっとクセがなくて、しんなりしているから食べやすい。それにしても「青いパパイヤの香り」というロマンチックなタイトルの映画を思い出していたのだが、パパイヤの香りというものは、ほとんどない……。
 もっとかぐわしい食べものだと期待していたのにな。でも、さっぱりしていて美味しい。

 さて、中秋の名月を撮影しようと思ったけれど、デジカメではポツンとした黄色い丸にしかならなかった。残念。
 撮影はあきらめて、心のなかに焼き付けておくことにする。

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2007年9月24日 (月)

「生きさせろ!集会――反-貧困」

 先週9月21日金曜日、「生きさせろ!集会――反-貧困」というシンポジウム(紀伊國屋ホール)に行ってきた。
 パネリストは、若者のワーキングプア問題を取材した生きさせろ!――難民化する若者たちAk_  の著者・雨宮処凛さんとNPOなどの活動をしている人たちと小熊英二さん。

 雨宮さんをはじめ、派遣ユニオンなどを立ち上げている人たちの話はおもしろかった。
 グッドウィルという派遣会社などが不当な天引きをしていたが、それを訴え、取り戻す活動をしている人たちだ。日雇い労働者の雇用保険を実現させたりと、実際に今の法律を変える力を持っていることには、感動した。
 派遣、日雇い、パート、アルバイト……どんな人でも、ひとりでもユニオンに加入できて、何か問題が発生した時は、一緒に交渉してくれる、企業は個人の交渉には応じる義務はなくても、組合など、団体で交渉(いわゆる団交)を求められた場合はいかなる場合も応じなくてはならないなど、私も初めて知ることがたくさんあった。
 そうか、世の中ってそうだったのか……じゃあ、私も某大手企業であんな目に遭わされたけれど、ユニオンを通して交渉することぐらいはできたんだ……などなど、長い間、プレカリアート(不安定雇用の労働者)だった私は、悔しい思い出が蘇えってくる。
 知らないということは、恐ろしい。雨宮さんもそんなふうにいろんな真実を知ったことが、本を書くきっかけになったそうだし。

 そのほか、「貧乏人大反乱集団」「高円寺ニート組合」「素人の乱」など、ユニークな活動をしている松本哉さんの話には、皆、爆笑。
 お金がないと楽しめない今の日本はおかしいと、高円寺の駅前で集会をしたり、六本木ヒルズの前や山の手線(!)内で鍋パーティーをしたり。
 警察に一応、デモの許可を取りに行ったら「おまえ、そんなことするな。家で寝てろ」と警官に言われたとか、デモなんか10人くらいですからと言ったら、当日何百人も集まってしまったとか、で、次のデモは本当に小人数ですからと言って、本当に数人だったらしいが、警察が警戒して機動隊が出たとか……もう、笑ってしまうしかないエピソードが山盛り。
 デモと言っても、踊ったり歌ったり、「放置自転車を撤去するな!」とか「家賃高すぎる!」とか、そんな具体的な(笑)内容。
 松本さんは、企業が仕組んだ大量生産、消費のなかに取り込まれたくない、貧乏人が甘く見られているから、ちょっと脅かしてやらないと、いうようなことを言っていて、痛快だった。

 さて、第3部に登場した小熊英二さんの話が、これまた滅茶苦茶おもしろかった。
 子ども向けの本(『日本という国』)以外は、難しそうな著書が多く、とっつきにくい印象だったのだけれど、話すとなると、ぐーっと敷居を下げて、誰にでもわかる言葉で語ってくれる(聴き手の心を掴み、場の空気を自分のものにしてしまう感じ!)
 日本の福祉制度は国民のために始まったものではなく、戦争で被害を被った人たちへ仕方なく始めた保障制だとか、年金も国の借金をなくすため始まったものだとか(次から次へと自動的に徴収できるが、支払うのは何十年も先で済む)、だから今の状態は「あたりまえ」な事態なのだとか……なんかもう、目からウロコな話ばかり。
 戦後から高度経済成長を経て、ここ30年くらいの日本の繁栄・安定は奇跡のようなもので、このような状態をあたりまえと思わない方がいい、基準としない方がいいということ。
 むしろ、世界標準になったと思うべきで、ヨーロッパ先進諸国では、今の日本のような状態は30年くらい前からあったとのこと(イギリス、フランスがいい例だと思う)。
 とはいえ、この状態がいいわけはなく、こういった社会が続くと、まず犯罪が増え、治安が悪くなる。仕事もない若者が絶望し、犯罪に走り薬物に依存するようになる。
 若い人たちが、犯罪者になるか、自殺するか、薬物中毒か売人になるしかないような社会(10年くらい前のイギリス映画『トレインスポッティング』なんか、正にそういう社会のなかで生きる若者を描いていたなと私は思った。日本では、トンがったトレンディな映画、みたいな紹介のされ方、見方をされていたような気がするが……まあ、確かに音楽も映像もカッコよかったけど)。
 だから、次の首相は誰になるかわからないけれど、福田さんか誰かを連れてきて、若者が薬の売人になるのと首都圏青年ユニオンの活動家になるのと、どっちがいいですか?と聞いてみればいいんですよ……などなどの話が続いたのであった(メモを取っていなかったので、言葉はこのとおりではなかったかも知れないが)。
 実に明快でわかりやすい。
 で、小熊さんは、松本さんのような活動、生き方は、江戸時代的でおもしろい、また他の皆さんの活動、庶民から生まれたこういった自発的な活動(派遣ユニオンとか自立生活サポートなど)は、日本の近代史ではほとんど例がなかった、とも言っていた。

 学者の言うことは所詮、机上の空論という意見もあるし、確かにそういう人も多いけれど、小熊さんは違う!と思った。
 歴史や世界の情勢などから俯瞰するということは、大切だなと思う。

 でもって、小熊さんはカッコいいんだなあ。
 すっかりファンになった。

 あと、参考までに、雨宮処凛さんの記事が読めるサイトマガジン9条 雨宮処凛がゆく! を紹介します。彼女の文章もわかりやすく、おもしろいです(意外とそれが大事だと思う)。
――やたらと若者には「再チャレンジ」を強要し、「再チャレンジの機会があるのにしない奴はダメ人間でそういう人が生きるも死ぬも『自己責任』なので放置」というようなスタンスをとっていたくせに、自分のこととなると話は別のようだ。/9月19日の「再チャレンジしなかった安倍、の巻」より――には、笑った。
 と言ってる間に、その安倍も消えたし、今後どうなっていくのか。

 とかくぼやいているだけの私は、こうやって動いている人たちを目の当たりにして、なんだか驚いている。
 酷い社会だけど、希望はある……のではないかと。

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2007年9月23日 (日)

文楽初体験――菅原伝授手習鑑

 先週の15日は、友人のKちゃんに誘われて文楽へ行った。
 場所は、国立劇場。
 前日の金曜から、ちょうどタイミングよく東京へ出張で来ていた連れ合いも一緒。
 ふたりとも、文楽は初体験。
 私は以前、NHKで人間国宝の故・吉田玉男さんの番組を見てから興味が湧き、一度本物の舞台を見たいと思っていたのだ。 
 Kちゃんは縁あって、この日出演する人形遣いの吉田幸助さんという方と親しくしているので、私たちも開演前、楽屋に案内してもらい、ご挨拶する。
 こういう伝統芸能の楽屋を訪ねるのは初めてで、ちょっとわくわくした。
 行き交う人々は、きりりとした着物姿。人形遣いの人は細身の着物、凛々しくてカッコいい。
 070915_154001_2 幸助さんの好意で、本物の人形を触らせてもらう。背中の方から左手を入れ、右手で操り棒のようなものを動かす。左の写真は、楽屋で触らせてもらったそのお人形です。
 さて、演目は「菅原伝授手習鑑」――と書くとえらく難しそうだけれど、菅原道真が主人公で、権力争いに許されぬ恋やら殺人やら親子の情やら絡めた、結構どろどろした話(文楽って、だいたいどろどろしている)。

 途中で一度休憩をはさんで4時間という長丁場で、初体験だったわりには、途中で眠りに落ちることもなく(笑/初めての人はだいたいどこかで寝るそうです)、堪能した。
 一体の人形を3人がかりで動かすという、正に3人がひとつにならないとできない技。
 人形は想像していたよりかなり大きく、着物も歌舞伎役者が着るのと変わらないような、本物のいいもの。なんというか、不思議な世界だった。
 まるで人形に魂が入っているかのような、と言うとありきたりな表現だが……。
 人間がやってしまった方が簡単そうな気がするのだけれど、それをあえて一役に人形遣いを3人も使い、人形で演じるという、そのよじれた表現方法に、江戸の美学みたいなものを感じた。
 なにせ、歌舞伎より文楽の方が歴史が古いそうなので、その発祥など調べるとおもしろいかも。
 それにしても、女の人形がやけに妖艶である。
 今度はもっと濃密な心中ものなどを観たい。

 終わった後は、青山のタヒチというエスニック料理のお店で、幸助さんも交えて飲み会。
 何年ぐらい修行されたんですか?とか、いろいろインタビューし、貴重な話を伺う。

 帰宅後、連れ合いと、菅原道真は平安の人で、ちゃんと平安風な着物を来ていたけれど、他の登場人物はどう見ても江戸時代っぽい着物を着ていた……なぜだろうか? 
 幸助さんに聞けばよかったね……と言い合う。
 それから、これも素人の感想だけれど、話そのものも、平安より江戸の匂いが濃密だ。 
 まあ、江戸時代に生まれた芸能だから、それはそうなんだろうけれど。
 衣装の時代考証は適当だったということか?
 未だによくわからない(笑)。

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2007年9月 9日 (日)

猫天国――夏の終わりの善福寺公園

 夕方、善福寺公園へ自転車で出かけた。
 公園に着くと、蝉の大合唱。うちの近所では蝉は徐々にフェードアウトしつつあるが、さすが善福寺公園、何が違うのかわからないけれど、蝉たちはまだまだ健在。
 情緒のあるヒグラシの鳴き声を聞きたかったのに、ほとんど聞けなかった。
 そして、蝉天国なだけでなく、この平和な公園は猫たちにとってもパラダイス。
 街中で遭遇する猫は、すぐにさっと逃げてしまうのに、ここの猫ときたら……。
 (野良なのか飼い猫なのか、不明……たぶん善福寺公園に住み着いているっぽい)

Img_0967  

 

 暑いのは、嫌いさ……ぐったり。








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退屈だし、もう、寝ちゃうもんね……。








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おい、きみ、いくら、ここが平和だからって、だらけすぎだよ。一緒に遊ぼうよ。

うーん、眠いよう……。

 





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ちぇっ、つまんないの……。











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なんだか、ぼくも眠たくなってきたなあ。




すべて、世はこともなし――by ロバート・ブラウニング(上田敏訳)

 

 こんなに至近距離で撮影できるなんて、ちょっと動物写真家の岩合光昭さん気分だけれど、ここの猫が緊張感ないだけ。
 どれだけ近寄っても、カメラを向けても、逃げずに悠然としているんだもの。

 ところで、公園では、木の枝がたくさん落ちていた。
 倒れた木もあったらしく、伐採されていて、切り株がごろごろしていた。
 この前の台風は、やはり凄かったのだ。
 
 6時を回ると一気に暗くなり、いつの間にか日が短くなったのを感じる。
 そして、風が吹いて心地よいのに、公園を一周しているとじっとりと汗ばむ。
 夏と秋の狭間の時。Img_0973

 さて、これから晩ご飯。
 チキンソテーと玄米とサラダの予定。
 デザートは梨。
 その後は、アイロンがけとか明日のお弁当の用意とかetc.……
 ああ、日曜の夜だなあ。

 
 
たいしたこともしていないのに、週末は瞬く間に終わってゆく。
 ひとりでいる週末の午前中の私――実は、善福寺公園のぐったり猫に似ている。

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2007年9月 8日 (土)

野菜天国――官能的な茄子

 もう9月――私にとって、またひとつ年をとる月でもある。
 さて、昼間はまだまだ暑いけれど、夜になるとぐっと涼しくなり、鈴虫が鳴いているのを聞くと、ほっとする。

 今週は台風が来て、それに伴ない、アレルギー性鼻炎がひどくなり(どうも気圧や湿度と関係しているらしい)、鼻水が止まらなくなるし、帰り路は2晩続けてずぶ濡れになるしと、落ち着かない1週間だった。

――野菜特集――
 今週届いた生活クラブ生協の茄子。
 Img_0958 なんと、双子の茄子。
 へたはひとつで、そこから2本の茄子が、上の方だけ3分の1ほど、ぴったりくっついている。
 二股の人参とか大根とかたまにあるらしいけれど、茄子は初めて見るような気がする。
 おもしろいけれど、同時になんだか官能的でもあり(笑)。仲良く寄り添う2本の茄子。
 2本の、というより、「ふたりの茄子」とでも言いたくなるような……。
 珍しいので、記念にパチリ。
 食べるのがもったいような気もするけど、今晩、ラタトュイユになる運命。
 食べたら、何かご利益あるかな?

 それから、生の落花生も生活クラブから届いたので、早速塩茹でにしてみた。
 生の落花生というのも初めて。これがまた柔らかくて、甘くて、やたら旨い!Img_0961_2
 

 乾きもののピーナツとはまるで別物。台所に立ったまま、皮を剥き剥き、夢中で食べる。
 こりゃビールが美味しそうと思うけれど、普段はお酒を飲まないので、何も飲まずにもくもくと食べ、残りは大事に冷凍しておくことにした。
 生の落花生の塩茹でをお通しに出す居酒屋があったら、かなりポイント高くなりそう。

 そして、まだ食べていないのだけれど……この緑のコロンとした野菜、何だかわかりますか?Img_0960_5
 パパイヤです。これも生活クラブから。
 「青いパパイヤの香り」という映画を思い出して、注文してみたのだけれど、どうやって食べるかまだ迷っている。
 皮を剥いて、そぎ切りにして豚肉と一緒に炒めるとか、さっぱりと梅和えとか、いろいろあるらしいけれど。どうしようかな。

 生活クラブに入ってから、今まで自分の守備範囲にはなかった野菜や果物を頼むことが増えた。今回の生落花生やパパイヤもそのひとつ。
 自分の知らない食べものって、まだまだいっぱいあるなあと思う。
 生活クラブではないけれど、夏の盛りに荻窪のグルッペで買った沖縄のドラゴンフルーツは、蛍光ピンク紫みたいな色の果物で、印象深かった。
 それこそ、写真に撮っておけばよかった。派手な色と裏腹に、味はキウイフルーツを甘くしたような、やさしい味。
 南国の果物は、やけに官能的だ。

 ところで、生活クラブ生協って、いろいろある生協のなかでは、満足度(というか信頼度?)1位なんだとか(AERA調べ)。
 2週間分まとめて注文を出したり(そんな先のことわからん!と思いつつ、結構真剣に考えて注文するので、時間がかかる)、週に1度、平日に食材がドカンと届いたりして、夜、野菜の処理や保存に追われるのは、フルタイムで働くシングルにとっては、なかなか大変な作業。
 でも、そうやって届いてしまうと、自然とメニューを組み立てることになるし、自炊せざるを得ないから、まあ、いいシステムだと思う。
 何より、生産ルートがはっきりしていて生産者の顔が見えるのは、安心。

 来週は、沖縄産のパインアップルが届く
 たぶん、今年最後のパインアップル。
 行く夏を惜しみながら、堪能しよう。
 なんて、早く涼しくなってほしいので、あまり惜しくもないのだけれど――今年、これを食べるのは最後かなと思うと、過ぎ去る季節への名残惜しさは、ちょっぴりある。

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