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2007年8月 5日 (日)

猛暑の夏をすこやかに

 夏真っ盛りな週末。
 洗濯ものが干すそばから乾いていくので、洗濯機を何回も回し、梅雨の間洗いそびれていた長袖のカーディガンを洗い、毛布を洗い、台所の木綿のカーテンを洗い、フェルトの室内履きまで洗い……さすがに疲れた。

 最近は、暑くなっても冷たい水を飲まないようにしている。
 以前は、「水信仰」に近いような状態で、水をたくさんたくさん飲んでいた。
 コントレックスなんていう高いミネラルウォーターなんかも。
 それで痩せたかというと、全然!で、むしろ私の身体はむくみ、弱っていたらしい。
 漢方の先生には、冷えの入った状態で湿と熱のこもった身体だと診断された。
 後に、東洋医学系の本を読むと、水(と冷たい飲み物)の飲みすぎは身体によくないと、ほとんどすべての本に書かれてあった。
 ヨーロッパのモデルが「1日1リットル以上のミネラルウォーターを飲むのよ~」なんて言ってるのを鵜呑みしてはいけない。日本と湿度が違うし、体質も違う。
 ちなみに、炭水化物を抜くダイエットも東洋人には向いていない。
 腸が長い東洋人は、肉食はなるべく避けて(腸の滞留時間が長くなるので、腐敗して、毒素を身体に撒き散らすため)、排泄を促す穀物、野菜を中心に取るべきなのだ。
 水信仰に浸っていたときは、炭水化物も控えめにしていたから、今、思い出すとオソロシイ。一時、確かに多少は痩せたけれど、すぐリバウンド、疲れやすくて冷えやすい身体になってしまった。
 そのうえお風呂もシャワーばかりで、湯船に浸かることが少なかったし。
 最近は、余程疲れている時や時間がない日以外は、半身浴をするようにしている。
 
 一見、いつも食事に気をつかっているように見える私だけれど、過去にこういう間違った食事法をしていたため、元からあまり丈夫でなかった身体がさらに弱り、ついには婦人科系の持病を持つに至ったと思われる(食事だけでなく、度重なる心労などなど、ストレスの影響も大きいと思われるが……)。

 で、水の代わりに何を飲んでいるかと言うと、白湯。

 そして、つい先日、こんな一文に出会った。

Kaenai ――苦労も忍耐もすっかり報われる至福の日々を、鉄瓶をちゃんと用意しておいてくれた。白湯を口に含めば、すぐわかる。とろ~んと甘い。甘露が舌の上でころころ転がるかのように、ふうわり優しい。口当たりはビロードのなめらかさ。白湯がこんなにおいしいなんて、生まれて初めて知った。
買えない味 (平松洋子著/筑摩書房)より

 これを読んだら、鉄瓶でいれた白湯が飲みたくなるではありませんか。
 鉄瓶、鉄瓶……あ、うちにもあるじゃないか!と台所の奥で埃を被って放置されていた鉄瓶を引っ張り出す。
 うわ、汚い。中も錆びが……でも、「甘露」の白湯を私も飲みたい。それにこの鉄瓶、結構高かったんだよなと思い、使うことを決心。
 必死でゴシゴシ洗って、何回か沸かして乾かしてを繰り返しても、錆びが取れない。
 ネットで「鉄瓶 お手入れ」で検索すると……鉄瓶は決してタワシなどで洗わないでください、とある。わー、タワシでゴシゴシしちゃったよう(それも重曹も入れて)、と焦る。
 煎茶を入れて煮出せとも書いてあるので、番茶を入れてグツグツ煮出した。
 こんなことを猛暑日の昨日、繰り返していたので、汗だく、ぐったりだった。
 やはり、新しいものを買わないと駄目かもしれない……。
 鉄瓶の内側が湯垢の皮膜で覆われて、白っぽくなるのが理想な状態なんだとか。
 平松洋子さんの文にもあるように「苦労も忍耐もすっかり報われる」というのは、そういうこと。鉄瓶はお手入れが大変なのだ。

 というわけで、この夏は白湯を飲んで乗り切ろうと思う。
 白湯は、身体を冷やさないだけでなく、老廃物を促す効能もあるらしい。
 それで鉄瓶で沸かした白湯とくれば、鉄分も摂れるし、貧血気味の私には一石二鳥。

 それから、骨盤体操も欠かせない。参考にしているのは、この本。
 いつも腰痛に苦しんでいる私に、友人が骨盤にきく (片山洋次郎著/文藝春秋)という本ががおすすめだからと、わざわざ買って送ってくれたのだ(感謝!)。
 骨盤に関する本は、寺門琢己さんのを何冊か読んでいたのだけれど、対象が若い女の子で、ちょっと違うかなという印象を抱いていた。だから、この本の方が今の自分にはぴったり来る。
 やはり、骨盤が身体の中心、要なのだなあと改めて気づかされる。
 本のなかにある簡単な体操を、寝る前と起きた時にやっているけれど、それだけでもちょっと楽になったようだ。いきなり完治することはないと思うので、気長に続けてみたい。
 それにしても、片山洋次郎さんは、さすが「野口整体」をベースにしているだけのことはあって、単に身体だけを診る人ではない。
 「骨盤のねじれと孤独」という章は秀逸。骨盤がねじれていると、「孤独感が強く、周りの世界にリアリティを感じられない」のだとか。

――恒常的にこういうねじれ状態にある人は、人との距離感の撮り方が難しくなりまKotubann_2 す。コミュニケーションがうまく成り立つためには、ほどよい距離感が必要なのですが、こういう緊張状態だと、人に近づこうとすると近づきすぎて過剰な反応をしてしまう。
 そばにいてほしいのに、一緒にいると自分も不愉快になり、相手もイライラさせて二人とも疲れる。孤独感が強くて人を求めるわりに、近寄るとしょっちゅう衝突したり、間の悪いことでケンカになったりします。

――本当に孤独なときは、誰かと一緒にいることや誰かに近づこうとすることで、かえってより孤独が深くなってしまう。こういうときは独りでいたほうがいいのです。

 うーん、深い! 身体と心って、やはりつながっているのだなと思う。

 など、いろいろ言っているけれど、まあ、むやみに神経質になっているわけではなく、外に出たときは、さすがにアイスコーヒーを飲んでしまうし、身体が冷えるかなと思っても、夏の食卓に素麺は外せないし、冷やしたすいかも食べるし。 
 何事もほどほどに、という感じでしょうか。
 以前は、考えなしに、冷たいもの三昧だったから。

 それから、夏になると必ず見たくなるのが、木皿泉さんのドラマすいか
 私が通っているレンタル屋の吉祥寺のDORAMAには入っていないのだ。
 どこかにないかなあ。 

Suica_2

 

←DVDボックス、ほしい……。

 ところで、私の夏休みは、いよいよ今度の週末から。
 暑いので、早く休みたい……あと、もうちょっとの我慢。

 皆さんも、冷たいものの取り過ぎには気をつけて、すこやかに夏をおすごしください。

 

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コメント

kateさんへ

下記の部分とても、考えさせれれました。
本当に、そうですね。
いろいろあり、愚痴がでてしまいそうになり、
辛いですが。
心の中に届きました。
前をまっすぐ見つめて歩いているのが
いまやっとの状態ですが・・・
少し、勇気が出ました。

本当に孤独なときは、誰かと一緒にいることや誰かに近づこうとすることで、かえってより孤独が深くなってしまう。こういうときは独りでいたほうがいいのです。

ありがとうございました。

投稿: 小麦 | 2007年8月 7日 (火) 21:39

小麦さん
身体が弱っていると、心にも大きく影響すると思います。
まずは、身体をゆっくり休めてみてはいかがでしょう。

投稿: Kate | 2007年8月 7日 (火) 23:05

kateさんへ

ありがとうございます。ご心配をかけます。


ところで、ダイエットですが、私は太ると
朝いっぱい・昼普通・夜少しにします。
始めたばかりは、夜寝るときにグーグーなってしまい
辛かったですが、しばらくするとなれます。
そして、体重が減ります。本当に、朝・昼にきちんと食べるので、夜少なくても大丈夫なのだと思います。

そしてなによりも大切なのは、食べたいものがあったら
少しだけでもいいので、食べること、少し自分にご褒美を与えながら、次の日からまたダイエットを始めれば
巨大なリバウンドはおきないと思います・・・・
(時々ありますが・・・(/_;)

投稿: 小麦 | 2007年8月 9日 (木) 18:22

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