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2007年6月 3日 (日)

しかしほんとうに価値あるものは、君が台所で作りだすもののなかにある。

 もう6月になってしまいました。春でもないし、まだ梅雨でもない、狭間の季節。
 この分だと、夏休みも9月の誕生日もあっという間にやってきて、今年も……なんて、思うのはやめよう。
 一日一日を大切に(笑)。でも、この時の流れの早さは、恐るべし……。

 さて、今夜は、本格的なネパール風チキンカレーをつくるつもりだったのだが、夕方から妙に体がだるくなりやる気が失せ、せっかくターメリックをチキンにすり込んで下ごしらえをしていたのに、急遽、予定変更。熱もないのに、何なのだろう……。
 Img_0845 そこで、晩ご飯は、簡単につくれて体にやさしいものにした。
 ツナごはんとラタトゥユ。ツナごはんは、玄米ご飯の上に、スライスした玉ねぎとツナ缶のツナを乗せ、レモンを絞り、お醤油をかけるだけ(有元葉子さんレシピ)。昨日、茹でておいたソラマメもツナに入れて、旬の味をプラス。
 だけど、ソラマメは鮮やかなグリーンに茹で上がらないものが、ちらほら……。
 ラタトゥユは、今くらいの季節から夏にかけてよく登場するメニュー。冬場のミネストローネみたいな感じ。出来たてのアツアツもおいしいし、冷めてもおいしい。ズッキーニとパプリカとトマトと玉ねぎをドライミックスハーブで調理。
 本当はナスがあると、おいしいんだけど、今日は、冷蔵庫にあるものでつくったので。

 最近、佐野元春の「in motion 2003―増幅」というアルバムを聴いている。
 ジャズっぽい音をバックに、佐野元春が詩を歌うように朗読しているもの。
 これが結構よくて、佐野元春が紡ぎだす独特な言葉の洪水のなかに身を浸していると、なぜだか幸せな気分。

しかしほんとうに価値あるものは、君が台所で作りだすもののなかにある。
世界でいちばんありふれたホイップクリームは君のなかで求心的だ。
味に代わりばえのしないスープもまた君のなかで求心的だ。
――“ベルネーズソース”より

 なんていう一節は、いかにも佐野元春っぽいというか、彼しか書けないものだと思う。

 ところで。
 こんなふうに、他愛のない日常を綴るのもブログのよさかなあなんて思うんだけど、どうなんでしょうか……。
 まあ、私の身辺雑記なんて、求めている人もいないだろうけれど(笑)。
 なんだか最近、映画を見たらそれだけに関してきっちり書くとか、妙に構えてしまって、そうなると、なかなかエントリーできなかったりして、書くスタイルについて迷っていた。
 と迷うほどのことはなく、好きに書けばいいんだけど。
 最近、こんなブログ→WALKING IN THE RHYTHMをよく覗いているのだが、仕事、日常、食べもののこととか、サラッと綴ってあって、こういうのはこういうので、まったく見知らぬ他人が読んでもわりとおもしろくて、新鮮。 
 読んでいくうちに、どうやら編集者であることがわかったり、同じ中央線沿線の住人であることもわかって、行く店がかぶっていたり、私も面識のある某編集者と会っていたりして、おお!と思ったり。
 初めは、女性だと思っていたので、働き者で男気があってさっぱりしていて、忙しくてもちゃんとご飯をつくって食べる人、という イメージだったのですが、途中から男性であることが判明。すると、フェミニンで料理上手で、優秀そうな男性編集者、というイメージに(笑)。
 マメに自炊している様子があると、やはり女性と思い込んでしまう。
 ブログのタイトルは、フィッシュマンズの曲名。

 で、私も触発されて、こんなサクサクとした身辺雑記風もいいかなと思ったのだけれど、やはり、平日も頻繁に更新することは無理かな……。
 まあ、自分のスタイルで気長にやっていきます。

 話はいきなり変わって、このところの雑感。
 人って、何かの「渦中」にいると上手く判断できなかったりするんだなあと思う。
 というのも、私は、過去の恋愛経験もあまりいい思い出がなかったり、結婚も失敗したりして、「愛情関係」に関しては何かが欠落した人間だと思い込んでいた。
 でも、それって自分だけでなく、相手側にも問題があったんだなあってこと。
 むしろ私は、あまり成熟していない男性に甘えられるパターンが多かったようだ。
 その関係性の真っ只中にいると、自分も相手もよく見えなくなってしまうらしい。  
 それを、全部とは言わないけれど、私が大部分悪いと思い込んでいた。
 で、いきなり翻って相手が悪いと責任転換する気はないけれど、逆に自分が悪いとばかり思っていても、何もよいことはない……ということだ。 
 私が結婚したのは、不安定で問題の多い家庭に生まれ育ったので、安定がほしくて焦燥感にかられており、結婚すれば解消できると思い込んでいたから。
 それ故、自分のことも相手のこともきちんと見極める目を持っていなかった。

 ということを実感するのは、今、私を大事に思ってくれる人と出会えているからかも。
 ああ、私って今まで随分、邪険な扱いされていたんだなということに気づくこの頃。
 もう二度と、そういうところには戻りたくない。

 というわけで……。
 「映画と離婚にまつわるちょっとシリアスな思い出」につなげようと思ったのだけれど、時間切れなので、次回に持ち越しです。

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