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2006年12月10日 (日)

今シーズン、お気に入りのTVドラマ

 今シーズン観ているドラマは、「の×めカン×ービレ」(このタイトルを入れると、今、スパムが大量に付くらしいので、念のため)と「Dr.コトー診療所」。
 「嫌われ松子の一生」は、観ているとだんだん腹が立ってくる――原作者は、女性に恨みでもあるんだろうか?――ので、止めてしまった(最終回だけ観てみようか……)。

 「Dr.コトー診療所」は、前シーズンのを観ていなかったのだけれど、こんないいドラマだったとは。
 コトー先生を演じるのは、吉岡秀隆。北海道富良野(『北の国から』)とか今回の沖縄の志木那島だとか、彼ほど辺境の地が似合う役者もいないだろう。逆を言えば、都会を舞台にしたドラマだと、浮いて見えそう。
 先週の回では、看護士のミナちゃん(蒼井優)の過去が初めて知らされた。
 幼い時に両親を亡くし、身寄りのなかったミナちゃんは、同じような境遇の青年と知り合い、お互いを理解できるのは自分たちしかいないと、若くして結婚する。しかし、その青年は結婚した途端、DV男に(人を愛する術を知らないから)……その夫から逃れるために、志木那島にやって来たのだ。結婚していることは、ひたすらに隠して。
 追いかけて来た若い夫は、今度こそやり直すと言いながらも、また暴力を振るう。
「好きになって信頼していた人に裏切られたミナちゃんの気持ちが、わからないのか」
 という診療所の事務員、和田さん(筧利夫)のセリフが胸に沁みる。
 そして、この騒動で、島にいづらくなると心配するミナちゃんに、和田さんはこう言う。
「おったら、ええ」
 ――というところでは、本気で泣けてきた。
 やっぱり、せめてドラマくらい、心が荒むような展開ではなく、ほっとできるのがいいよねえ。

 「の×めカン×ービレ」は、言わずと知れた人気コミックが原作。
 私は、1巻しか読んでいないけれど、なかなか原作の雰囲気を上手く出しているのでは?
 一度も欠かさず観ていて、ちょっと憂鬱な月曜日の朝も、今夜は、の×めカン×ービレなんだから!と思って、起きている。
 笑えるところあり音楽も聞かせるし、キャスティングも合っている。
 「の×め」も可愛いし(可愛すぎるかも?)。←と、上野×里ちゃんの名前を入れていたら、恐ろしい勢いでアクセス数が伸びたので、削除した。読まれたくないのかよ、だったらブログなんか書くな~と突っ込まれそうだけど、なんとなくイヤなのだ。スパムも恐いし。ああ、だけど検索サーチに出てしまったから(早いっ!)、今さら遅いんだけど……それにしてもTVの影響って凄い。他の俳優さんの名前にも×を入れた。
 それから音楽評論家・佐久間学の役で、及×光博も登場。本当に少女マンガから抜け出たようで――何しろ王子ですから――彼が出てくると、麗しの千秋さま(玉×宏)もちょっと霞んで見えるほど。
「及×光博がもうちょっと若かったら、千秋をやってもよかったよね」
 と職場のMさんと話している。
 あ、ちなみに私は「孤高のオーボエ」の黒木クンが好きです(笑)。
 というわけで、私の感想よりこちらの日記を読んだほうがおもしろいかも。
 CLASSICA の「更新情報という名のブログ雑記」をクリック!
 たいてい、月曜日か火曜日の日記には、ドラマ情報が更新されています。
 ドラマの寸評もふるっているし、何より使用された曲名がばっちりわかってしまいます(『結婚できない男』の時も、音楽解説をしてくれていた)。
 何しろ、本物の(?)クラシック音楽のライターさんですから(佐久間学ってことですね!/笑/知人で、お仕事をお願いしています)。日記以外のページも充実してます。

 最近のコミックは長いから、たまってしようがないんだけど、いつか全巻読みたい。

 それにしても、2つのドラマが終わる頃は、今年も終わりなんだな……と、あまり実感が湧かないなりにも、やはり年の瀬を感じる。

★余談★
 クラシック音楽ネタ――先週、5日の火曜日、東京オペラシティ コンサートホールにて、ゲルハルト・オピッツのベートーヴェンのピアノ・ソナタを聴いた。
 知人が何気なく抽選に応募したら、当たったらしく、
「私も全然知らないのよ、ゲルハルト・オピッツなんて~」
 と言いながら、私を誘ってくれたのだ。私も全然知らなかった(笑)。
 ピアノのソロかあ……爆睡しちゃったらどうしようと思いながら行って、曲目も知っているのは1曲もなかったのだけれど――素晴らしかった! 
 ピアノ一台であんな音が出るなんて、びっくり。
 TVの録画やCDだと退屈に聴こえるのは、なぜなんだろう? 
 クラシックこそ生で聴くべきなのかも。

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コメント

 同じく黒木クンをひそかに応援するiioです(笑)。ご紹介多謝。
 生はいいですよねー。CDはともかく、私もTV録画やDVDだと全然ダメで、光速で退屈してしまいます。目の前でボソボソ鳴ってる音を聞くのと、体がホールの響きに包まれるのとは大違い。
 CDは生にはない何かがあるので平気なんですけどね。

投稿: iio | 2006年12月12日 (火) 19:33

同じく黒木ファンのiioさんへ(笑)
こちらこそ、いつも日記を楽しく拝見しております。
いろいろ勉強になります。
昨日は、千秋がの×だめからの携帯メールを
開く時、確かシューベルトの子守唄が流れていたと
思うけれど、あのシーンはよかったです。
これを機にクラシックファンの裾野が広がるといいですよね。


私が生で聴きたいのは、バッハの無伴奏チェロ組曲かな。

投稿: Kate | 2006年12月12日 (火) 22:27

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