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2006年8月 3日 (木)

結婚できない男――桑野信介と私の共通点

 今週の『結婚できない男』(第4回目)は、爆笑するシーン満載というより、密かにクツクツと笑いたくなるシーンが多かった。
 というわけで、自制するはずなのに、毎週報告レポートを読みたいというご要望などもあり……笑えるシーンがなかったら書かないぞ!と思うんだけど、絶対何箇所かあるのだよなあ(どーしてくれる、私の睡眠時間!)。

 今回は、桑野信介がクラシック音楽にのって、念入りにかつ軽快にお掃除にいそしむシーンで始まった。
 実は彼、料理も掃除もできるし、いい仕事をするし――これで、性格さえ素直なら結構イケてる男なのかも。
 しかし、その重要な部分がそうカンタンには変わりそうにない気配。

 さて、小うるさくてひねくれ者のウンチク男とこきおろしているけれど、自分との共通点もちょっぴり発見している。
 初回のコンビニでのシーン。
「――で、よろしかったでしょうか?」と言うバイトの女の子の言葉にむっとし、毎回毎回「スプーンはご入り用ですか? ポイントカードはお持ちですか?」の紋切り型の質問にうんざりするところとか。
 ひとりでいそいそとレンタルビデオ(DVD)屋さんに通ってしまうところとか。
 ひとりでもきっちりご飯を支度して、ひとりでもそれなりにご満悦状態で食事を楽しめるところとか。
 そして、まるで自分を見ているようだと思ったのは、今回の生姜のシーン! 
 信介は素麺を食べようとするのだが、生姜が切れていることに気づき、仕事が切羽詰まっているにも関わらず、スーパーに買いに出かける。
 Img_0342で、いったんチューブの生姜を手にするが、すぐに置いて、生の生姜を買う。そして、帰宅後、しゃかしゃかとおろす。おろしながら、「あれ、こんな時間あったんだっけ?」
 というようなシチュエーションに激しく共感!(笑)
 
←1.生の生姜を手にし、ほくそ笑む信介

 忙しい時はコンビニ弁当でもオリジン弁当でも何でもいいじゃないかと思うのだけれど、なんだか妙にこまめに料理してしまい、結局、あとで疲れ果ててしまったりすることが、私にもよくあるのだ。
 ひとりだから、いくらでも手抜きできるのに、誰においしいと言われるわけでもないのに、ちょっと病的になる時がある。

 ところで、このドラマ、こだわっているのは音楽やオーディオだけじゃないのだ(そちらの情報は、CLASSICAさん の日記に詳しく書かれていて、おもしろいです。ショルティとバレンボイムのこととか)。
 私の好きなッチン用具関係、そう、その生姜をすりおろすシーンで、おやっ!と思ったのだ。
Img_0343_1
←2.徹夜仕事を抱えながら、夜のキッチンで生姜をしゃかしゃかとおろす信介

 フツーのおろし器じゃないよ、これ。たぶん、わさびおろし用の通向きの――ていうか料亭で使うような――道具のはず。
 と思い、ネットで調べたら、やはり。鮫皮わさび専用おろし器 というもの。
 Img_0345手元がアップになるシーンがあったけれど、多分、間違いない。鮫皮ですよ、鮫皮!
 クリーミーにおろせるんだとか。ちなみに、私はクロワッサンの店で購入した陶器のおろし器を使用。生姜は、信介と同様、チューブではなく生を使うので、おろすのは一仕事(めんどくさいんだけど、添加物いっぱいのチューブはいやなの!)。
 まったく、ストーリー以外のところでも見るところがいっぱいで忙しい。

←3.こだわりの逸品ですりおろされる生姜

 というわけで、今回は視点を変えて、桑野信介と私の共通点(笑)を探ってみた。まあ、私も「結婚できない女」だしさ(笑/正確には、再婚できない……だけど)。
 独身でいると――それも結構長い間――男女の別なく、自分なりのこだわりというか生活スタイルが生まれてくるものなんだろう。それがまた、他人との共同生活をますます難しくさせる(結婚できなくさせる)面は、確かにあるかも。

 それにしても……自分はあそこまで完璧主義にはなれないし、頑固じゃないよなあと思うのであった。

その他、よかったところ
*「あなたがプロの建築家なら、私もプロの医者です。仕事をさせてください」と言う早坂先生は凛としていて素敵! 夏川結衣は昔から好きだったけど、このドラマもよいですね。かつて「青い鳥」でDV夫から逃げまどい、最後死んでしまう悲壮感のある役なんかもやっていたけど(相手役は、豊川悦司だった!――中年俳優としては、今は、トヨエツより阿部ちゃんの方がイケてるよなあ)。

*「桑野さんをこきおろす会をやりましょうよ」というのはおかしかった。
  私も「○○をこきおろす会」をよくやっています(○○に入る言葉はご想像にお任せします)。

 

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コメント

まさかおろし器にまでそんなこだわりがあったとは!
次回からの見どころがまたひとつ増えました(笑)。

投稿: iio | 2006年8月 3日 (木) 19:02

お忙しいところレポートどうもありがとうございました(笑)。

さて、私も最初の10分くらい見逃したものの、ようやくこのドラマ見ることができました。
確かにオモシロイ。テンポがいいですね。
なによりやっぱし阿部ちゃんですねえ。
あんな自己中でヤな役なのに、なんかニクめない。信介のまわりの人たちもそんな感じですね。
なんというか、ああいう風になってしまうのは根っから性格が悪いせいじゃなくて、自分を表現するのが不器用だから、というのが伝わってくるような。
今後の展開が楽しみです。

そして、このドラマの見所は、まさにディテールにあり、ですねえ。
いちいちオモシロイ。
個人的に一番ウケたのは、使いかけのそうめんの袋が目玉クリップで留めてあったところ!(洗濯ばさみじゃ主婦っぽすぎて信介らしくないし。笑)

あと、早川先生がいつの間にか部屋にいたときのリアクション!「うぉっ?!」だって!

そして、生姜は私も「生!」派です。
芥子はチューブも使うんですが、生姜だけは...。
ですが、なければないですませてしまうので、信介のこだわりぶりには脱帽でございます。
ワサビおろし用の鮫皮のヤツで生姜もおろせるんですね?(すぐ傷みそうでちょっと心配ですが)でも「いかにもこだわってます!」効果は抜群でした。

来週もドラマとレポート、セットで楽しみにしてます(笑)。

投稿: カロリーヌ | 2006年8月 3日 (木) 19:58

iioさん
そうなんです、そんなこだわりがあるのです。
まだ他にもあるので、補足日記を書きました。
だけど、あのオーディオはいい音しそうですね。
どれもうちの1か月分の家賃より高い!
指揮(真似)のひとつもしたくなることでしょう。
私が聴いている無印の12,000円のCDラジカセとは、雲泥の差なんだろうなあ。
あんなオーディオセットを持っていて、ヲタク度低めの方がいらしたら、結婚したいです(笑)。

カロリーヌさん
カロさんも細かいところ、気づきますねえ。
素麺とパスタについて、補足事項を本日追記しました。

投稿: Kate | 2006年8月 3日 (木) 23:32

やっと見れましたが、あのオーディオはONKYOなんですか?>iioさん
それはちょっと違わないかい、このばやい? と疑問に思ったんですが(笑)。

投稿: beeswing | 2006年8月 4日 (金) 10:17

 桑野信介は贅沢なこだわり派だけど、マイナーじゃないんですよ(笑)>beeswingさん

投稿: iio | 2006年8月 4日 (金) 17:09

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